雑草なんだけど、なぜか、かわいい。


庭の木の、木が枯れて穴ぼこになったところに、いつからか雑草が生えた。あんまり気にはしていなかったが、すくすくと成長して花が咲いたであろうことも気付かず、いつの間にか綿毛になっていた。

雑草なら直ちに引っこ抜くんだけど、こんなところに育って、綿毛になっているのが、とてもかわいい。妻が大切に育てている草花も、近くでは花を咲かせているんだけど、偶然の産物ってのがいいんだろうな。

そう思って見ていると、不思議と愛着がわくものですね。でも今日の雨で、綿毛も消えてなくなることでしょう。その種が、木の穴ぼこに落ちて、また芽を出したりするのかな。

話しは変わるんだけど、月曜日の深夜に犬夜叉の完結版が放映される。午前2時からって誰が見るんだろうか。確か5年前までは月曜日の夜7時に放映していたはず。少年サンデー連載の原作は去年に終了しているから、深夜ということはあんまり期待されていないのかな。読売テレビ系は月曜日で、日本テレビ系は土曜日。済んでますね。

私は50代のオヤジだけど、5年前まではできるだけ見ていた。録画を駆使して。だから深夜はとても付き合いきれないので、今日の分はさっそく録画をした。5年ぶりの犬夜叉アニメ、結構楽しみにしている。録画だと、くだらないコマーシャルが飛ばせるからね。


破れジーンズのファッション。
何時からだろうか、10数年前くらいから、ジーンズをワザと切り裂いて履きこなしている人が目立ってきたのは。その頃から、私はかってに、へ〜、今の若い人は少々破れてもしっかりと履き古しているんだ、などと感心していたんだけど。でも、ちょっと違ったみたい。

自分なりに、裂いて、膝を出したり、隙間をいろいろ入れたり、それがファッションだったのですね。私も30年前の、20代の頃は、もちろんジーンズを履いていた。デニムといえば、インディゴブルーの深い色。まれに、ピンクやイエローなどのカラージーンズがあったけど。

で、買ったばっかりは、深いブルー。それが何度も履いているうちに、洗ったりすると段々と色が薄くなる。さらに履いていると、膝なんかが破れてくる。お尻なんかも。後ろのポケットなんかボロボロ。時には、上から、継ぎ接ぎをあててもらったりした。これで結構、個性的なジーンズの出来上がり、なんてね。

20年くらい前に、ストーンウオッシュのジーンズが流行ったけれど、私たちが学生時代に、誰がやったか知らないけれど、軽石ジーンズの生地を削っていた奴がいた。妙なことをする奴だと思っていたが、その削った風合いが、独特だった。面白いことをするもんだ、でも直ぐに破けるじゃないか、とも思った。まさか、それがストーンウオッシュになるとは。

今の人は、買ったばかりのものを、いきなり裂いたり、破ったりするのですね。ま、結構様になっているけど。ユニクロ990円ジーンズを裂いたりするのだろうか。でも、いいジーンズというか、丈夫なジーンズの方が、たとえ裂いても、それ以上ボロボロになることはないから。

だって30年前のジーンズって、ほとんど国産で、岡山当たりで作っていたから、本当に丈夫だった。ボブソンやビッグジョンが一般的で、私が学生時代によく買っていたビッグジョンのジーンズは1本2900円だった。今は国産のジーンズって、1万円以上するらしいね。メイドイン・チャイナのジーンズ、生地が弱そう。国産ジーンズは、高嶺の花になりにけり、か。ダイエーが880円。西友が850円のジーンズを売り出している。ジーンズファッションに、新しい変化が起きるのかな。