秋を感じること、いろいろ。


昨日の奈良の最低気温は13.5度で、平年比より5.9度低かった。朝早く起きて散歩に行く妻は、寒かったくらいと言う。その分、陸は気持ち良く歩けたようで、ウンチもしっかりしてきました。下痢ピー、治ったようです。

今日、図書館に行くと庭の木が色づいている。まさか、もう紅葉。朝の寒さで、木の葉っぱがびっくりして、色が変わったのかも。そんな感じで、紅葉が始まったら面白いだろうな。たとえば、夜になったらモミジの木に大きなカバーを被せてドライアイスで冷やす。朝日が昇ったら、カバーを取っ払って、ガンガン日に当てる。どうなるだろうな、などと。

ハッと思って見上げると、空にもびっしりと鱗雲。いつもの秋の風物詩ですね。ザーッと現れて、思い出して見上げるとすっかり消えている。移ろいやすい秋の空。鱗雲を見ていると、煮魚や焼き魚を食べたくなりますね。刺身って気分じゃないよね。私だけかな。

まだ9月に入って10日しか経たないのに、秋らしさをひしひし感じる。そういえば、家の周りをアゲハチョウがくるくると廻っている。庭で1本のタバコを吸い終わる間に、同じ方向を3度通過した。どう考えても、周回しているとしか思えない。求めているんだろうな。

今日、最後の缶ビールがなくなりました。風呂上がりにパカッと開けて、キューッと飲むんだけど、その缶ビールがだんだんおいしくなくなった。やはり風呂から上がっても、ダーッと汗が噴き出すくらいでないと、ビールはおいしくないんですね。来年の夏になったら、また味わいましょう、風呂上がりのビールを。

もひとつ、おいしくない話し。昨日、サンマを食べました。妻が1尾89円で買ってきた。だんだん安くなるんですね。そのサンマ、ちょっと大きめでふとっちょだった。で、食べる。いまいちのおいしさ。妻も焼くときに、あんまり脂が落ちなかったと。サンマって、大きいと大味になるんですね。でも、決してまずいというわけではないですから。



食中毒のステーキチェーン店。そんな店、絶対行かない。
最近の外食チェーンって、マニュアル化が進み、チェーン店であればどこも同じの無難な味が楽しめる。しかし本来、料理というのは料理人やシェフの個性によって味わいが絶妙に違うはずだけど、チェーン店は見事に味が統一化されている。本部で食肉を加工し、店舗に運んでマニュアル化された手順にしたがって調理され、テーブルに出される。

マニュアル化されてるってことは、誰が作っても同じ味ってことだ。従業員もたぶん数週間の講習で、ステーキをおいしく焼ける技術が身に付くって訳だ。むろん厨房とか調理道具も使いやすく効率的に配置されているに違いない。

そんな中で、食中毒が発生する。考えられないことだ。マニュアルによって誰もが簡単にステーキを焼ける。焼き加減などは目に見えるが、菌などは目に見えないぞ。誰でも焼けるってことだけど、調理のプロとしての食材や食中毒の知識は持っているのだろうか。チェーン店の利用者にとっていささか不安な要素でないかい。

ステーキチェーンなどは店舗を拡大するばかりで、人材面や、根本的な衛生面でも見落としがありそうな気がする。郊外の幹線道路沿いに広がるファミレスや外食チェーン店などは、おいしさの顔が見えない。最近はひどい味の外食チェーンにも出会った。その店は二度といかない。

私にとって、牛肉のステーキは高級料理である。したがって中途半端なおいしさのステーキチェーン店は行かない。半年に一度くらいの楽しみで行きたいものだ。しかし、本当においしいステーキハウスを関西では私は知らない。25年前に東京で池尻大橋に住んでいたが、三宿の交差点近くにアルカトラズというステーキハウスがあった。半年に一度の贅沢と3回くらい行ったかな。凄くおいしかった。アルカトラズ、まだやってるだろうか。もしやっていたら、マスターはそうとう年を取っただろうな。