投票所までの道のり。


昨日の投票日、私と妻、それに陸を連れて投票に行くことにした。久しぶりの3人、正確には2人と1匹だけど、私たちにとっては3人。猫の殿は連れて行けないから、お留守番。殿は選挙には感心がないらしい、当たり前だけど。でも、政治が変わって暮らし向きがよくなれば、おいしいものが食べられるのに、などと。

さ〜て、みんなで投票所までしゅっぱ〜つ。おっと殿ちゃん、留守番お願いしますね。まずは父のマンションまでいつものコース。ところが今日は勝手が違います。お母さんが一緒なのです。

いつもなら陸は軽快にどんどん歩いていくのが、この日は何度も後ろを振り返りながら歩く。お母さんはちゃんと付いて来ているのかな、と。もし妻がどこかに隠れたら、ダッシュして駆け戻り妻を捜し回る。この日は、妻もそんな意地悪はなしです。

妻の歩くスピードに合わせて、ちょっとゆっくり私たちは進む。草むらや道の濡れた痕を必死に嗅ぐこともなく、お母さんを振り返り振り返り進む。そして父のマンションでいつも通り竹輪をもらって、さて投票所へ。

まず妻が投票所に入る。陸も入りたそうにするが、犬は入れません。お座りしながら、投票が終わって出てくる人を懸命に目で追う。やっと、陸にとってはやっとでしょう。ほんの数分なのに出てきた妻に飛びついてしっぽを振る。お母さんが好きなんだな。そして今度は私も投票をすませて、国民の義務完了。私たちのように犬を連れて投票所に来る人も何人かいた。やっぱり同じだあ。

さ〜陸、好きな方向に歩いていいよ、と言ったら、本当に好きな場所というか、まだ歩いたことがない道へ。狭い路地を入って行き止まりで引き返したり。あちこち、あちこち。そんなわけで家を出てから2時間近くになる。おやおや、りっちゃん、ウンチがまだです。ま、いいっか〜。3人の久しぶりの、のどかなのどかなお散歩。また、行こうね、3人で。

選挙は嵐のような結果でしたね。本当に、思った通りになるとはね。いや〜びっくりした。


ゾンビ復活。やっぱり変だよ、衆院選比例区
やったー小池百合子が落選した。生意気すぎるんだよね。この人嫌いだから、などと思っていると、あれあれ比例区で復活当選。う〜ん、なんかなあ。

野田聖子もせっかく落選したのに、比例区で復活当選。この人も、嫌いなんですが。奈良からも、高市早苗比例区で復活当選、なんだよ〜。まるでゾンビが生き返っているようだ。そんなゾンビほど、我が物顔で闊歩しそうだ。大敗の自民党内で、怖い存在になりそうだ。悪い意味でね。

おまけに民主党は近畿ブロックで、2人ほどの取りこぼしがあって、自民党公明党に流れたらしい。その党に投票しているのに、まるで政策が違う他党に票が流れるなんて、おかしすぎる。そんなルールを決めたのは自民党でしょう。ん、民主党の中にもいるかも。

もういいかげんに、票が流れたり、落選議員が復活当選なんて、へんてこすぎる比例区は廃止してください。ま、とりあえず民主党比例区を80人削減することを公約にしているから、これを速やかに実行してくださいな。それに比例区だけに名前を連ねている人って、何している人かわからないから。存在感がないでしょ。

行く末は、比例区のない完全小選挙区制を実現してほしいものです。民主党はできるかな。衆議院定数も350くらいまで、減らせばいい。ついでに参議院も200くらいにね。