風が入らない夜、あぢ〜よ。


昨日の夜は、まったく風が動かない。11時前に寝室へ上がった妻が、しばらくして暑い暑いと言いながら降りてきた。私は、すぐに扇風機を持って上がる。風を起こして空気を動かせば、少しは涼しく感じる。

ネットで気温情報を見ると、大阪の午前2時の気温が29.2度。京都は28.2度。奈良は25.9度。へえ〜、奈良はまだましなんだ。日本で、一番暑いのは大阪だというけど、なるほどね。大阪に住んでいる人は、よく我慢できるね。エアコンがあるから平気か。でもそのエアコンの排熱が、都市を暑くするから、地獄のスパイラルですね。

今日の昼は天気も良く、ムッとする暑さ。嫌だが、これこそ夏の暑さ。買い物に出て、冷房の効いた室内に入るとホッとする。さすがにお盆休み。ショッピングモールの駐車場もいっぱいだが、館内も人がいっぱい。

午後に帰宅すると、クワ〜と輝いていた太陽が、雲に隠れた。しかし蒸し暑い。夜には雨が降るとの天気予報。妻は庭の水撒きを悩む。当てにならないから、やっとけば。で、妻は水撒きを実行。

8時を過ぎた頃から雨が降る。しょうがないね。雨が降るにつれ、段々と涼しい。昨日の、あぢ〜に比べると、少し風もあり爽やかな夜。よ〜く耳を澄ますと蝉ではない虫の音が、ギギギと。いや〜もう秋ですか。ほんとにい。


意外、お盆の海外旅行客が、まあまあの状況。
不況不況で、落ち込みが心配された海外旅行だがお盆シーズン、思ったほど落ち込みはなかったらしい。そのわけは、大きな値下げだったんですね。去年より3割りほど安く海外旅行ができるツアーがあるらしい。ビジネス客が落ち込んで、それを個人客に振り分ける。航空機って、せっかく飛ばすのなら、満員で飛ばしたいから、座席をディスカウントしてでも売り尽くす。すると個人客が飛びつくんですね。

この航空機の乗客獲得の考え方を、新幹線やらJR列車に当てはめたらどうでしょう。たとえば平日の各駅停車、こだまなんて利用客が少ない。満員で走らせるなら、可能な限り値段を安くすればいいのですよ。安くして座席を埋め尽くす、そういう発想がないと、高速道路ETC1000円にボロ負けすると思うんだけど。がら空き列車の団体旅行を安くするとか。列車ダイヤの乗車率をしっかり調査すれば、乗車率を高める方法はいくらでもあるはず。安くすれば、人は動きますって。

たとえば、タダにすると人は来る。ファストフードのマクドナルドが、関東限定で7月24日から1週間限定で、朝の8時から9時までお一人様1杯限定で、120円のコーヒーを無料のタダにした。すると期間中の来店客数は45%増加したそうな。120円のコーヒーだって、原価は20円以下でしょう。あとは人件費の手間と時間。コーヒー無料にすれば、悪いなって思って、おいしくもないハンバーガーを注文するかもしれない。

もしこれを大阪でやったとすると、失敗するかもしれない。大阪には、がめついおばちゃんがいっぱいいます。タダともなれば、大挙して大勢やってきます。それこそ店内は、厚かましいおばちゃんだらけになって、一般のビジネス客を寄せ付けないでしょう。おばちゃんはタダに対して、なんの恩義も義理も感じません。そこで、おいしゅうもないハンバーガーなどを買ったら損や。コーヒーおいしかったで、ごちそうさん。おおきにで、さようならです。無料のコーヒーだけを目当てに来るのですから。

さて、どうするマクドナルド。関西でも、無料コーヒーを実施するのかな。今後の展開が楽しみです。そんなわけで、乗車率の低いダイヤの、座席低価格化、JRさん、考えてくださいな。クリーン車だってガラガラなんだから、時間帯によっては大きく値下げしたらどうですか。