屋根に上った朝顔。


昨年は、塀の内側で、少々欲求不満気味に花を咲かせていた朝顔。確か咲いたのは、9月頃だった思う。しかし今年は妻が早めから準備をした。

というのは、屋根から網のようなものを、塀の高いところにくくりつけた。朝顔の蔓が、そこに巻き付くようにと。その期待通りに、朝顔は蔓を巻き付け、屋根の上にも這ってきた。よく伸びるものです。

そして、今日の朝に咲いたという。やはり朝顔は、この時期くらいから咲くのがいい。そういえば3年くらい前の東京で、11月になっても咲いていた朝顔があった。ま、いいんだけど、季節感がね。

子供の頃にも、朝顔を植えて、観察日記というのは、よくあったと思う。咲いた朝顔の花。その中で、いちばん綺麗に咲いた花。その根元にリボンを付けて印をとする。やがて花が枯れて、種になったときにリボンを目印に来年まで種を取っておく。そういうのを数年繰り返したことが、あったっけ。

今日の奈良は雨が降らず、蒸し暑い一日。時々、陽が差し込んだり、また曇ったり。夕方になって、少しは涼しい風が流れる。まだエアコンの使わない日が続く。さすがにパソコンが暑苦しそう。ついでに陸も、暑苦しそう。


井村屋あずきバーの小豆って、中国産?

夏に、日本で最も売れるアイスキャンディーとして、井村屋のあずきバーが順調に売上げを伸ばし、発売から38年目の今年、総本数で2億本を超える、というネットの記事があった。

私も食べたことがある。小豆は確かにおいしいし、冷菓に小豆はよく合う。子供の頃、小豆入りの寒天をよく作ってもらった。小豆が底の方に沈んで、上の方は透明。それでもおいしかった。あんこものは嫌いだったが、小豆寒天は好きだった。今の時代に、寒天なんか、作る人、いないだろうな。

おっと、井村屋の話し。で、井村屋のホームページに行ってみました。井村屋は、人気のあずきバーのほか、ちょっと高めの商品もある。大納言あずきバーというのがあった。説明は、厳選した北海道産の大納言小豆を使用した贅沢なあずきバーです、とある。

で、他のアイスバー。たとえば、ミルク金時、宇治金時の説明は、あんは独自の製法により小豆の粒感が存分に味わえる一品です。とある。ん、ん、ん。国産の小豆を使用とは、一言も書いていない。今や、国内の和菓子に使われている餡は、ほとんどが安価な中国産です。だから、井村屋も、どうなんだろう。

桃屋の人気商品、花らっきょう。これもらっきょうは中国産とラベルに書いてあります。だから二度と私は買わないけど。日本には、おいしいらっきょうの生産地があるのにね。だから桃屋の製品はね。ちょっとね。さて、井村屋さんにお尋ねします。2億本を目指すあずきバーに使っている小豆の生産国は、どこなんですか。ホームページ上ではわかりませんでした。私はこのあずきバーを買うことはないでしょう。だって、小豆はどうせ中国産でしょ。