父の車をディーラーに返した。


88歳まで自動車を運転した父。しかし母の死を切っ掛けにやっと自動車を手放す気になってくれました。今まで前後に貼ってあった紅葉マークを引っぺがし、私が運転し、父は助手席に座ります。

さてマンションから、ディーラーまで出発。その道中で父がいろいろ話しかけます。母ちゃんは車に乗って出掛けるのが好きやったからな。ここ店にも、よお食べにきてん。などと、道路沿いのレストランチェーン店の建物を指さします。

確かに、母が元気な頃は、父は二人で車でよく出掛けたみたいです。そして、なにより、その歳まで事故もなく、よくやってきました。だからこそ、この機会に、です。父が決心してくれたのがうれしい。

ディーラーに到着。前もって電話してあります。担当の営業マンも、気持ちよく応対してくれます。印鑑証明と、数々の書類に判子を押して、手続き完了。父もすっきりした顔をしている。ふ〜、終わった〜。帰りは、妻が一緒に付いて走ってきた私たちの軽四で。

今度は、3人で来た道を帰ります。途中で食事をして、再びマンションに到着。あっ、しまった。駐車場に入るための、ゲートのリモコンを車の中に忘れてしまった。また、ディーラーまで取りに行かなければ。私の失敗。やれやれ。




韓国の大学進学率、なんと91%。
この前、クイズ番組のQさまで、日本より韓国の方が数字が高いもの、という問題の中に大学進学率というのがあった。結果は韓国が高くて、日本は49%で、韓国はなんと91%。韓国の大学進学率って、すんごく高いんですね。というか、大学に行きたい高校生に対して、それだけ受け入れられる大学が揃っているんだ。韓国って、高校生の9割が、大学にまで行って勉強したいと願うわけだ。勉強熱心だね、韓国の人は。

で、日本はというと、どうだろう。大学への進学率は、半分。それでも大学生の中で、小学校レベルの漢字の読み書きや、簡単な算数問題を間違う人が多い。なんでこんなに日本の大学のレベルが下がったかというと、1992年の大学は523校で、18歳の人口は205万人だった。2009年は大学が765校に増え、18歳人口は121万人にまで減少。つまり勉強ができなくても大学に、入れちゃうわけだ。

今や、大学全入時代が到来する言われている。韓国のように90%ぐらいになるのかもしれない。そうなるとさらに大学生のレベルは下がるだろうな。ちなみに私立大学の半分は定員割れが生じ、3分の1は赤字経営だと言われている。私立大学の学費は4年間で、400万円から700万円。本当に勉強する気があるのなら、無駄な投資ではないだろうけど。

大体、新入社員の給与、高卒、大卒によって、そりゃ年齢に差があるからしょうがないんだけど、あまりにも格差がありすぎるのが、私にとっては気に入らない。むしろ大卒よりも、専門学校卒業生の方が、よく勉強しているように思えるのだが。ま、知識を持つことは、いくら年齢を重ねても必要なことですが。