杉並区の人口が54万人を突破。

東京都杉並区の人口が、とうとう54万人を超えました。なんでそれが分かったかというと、杉並区役所が発行している広報です。その広報が区役所のホームページに、pdf版として掲載されているから、奈良に住まいを移しても見ることができるわけなんです。

結論を言うと、東京への人口集中は、今なお加速し続けています。杉並区は、バブル崩壊後の1993年12月に、人口52万人を割り、再び52万人台を回復するのは2002年5月。53万人台を超えたのが2007年3月。それから2年ちょっとの2009年5月で54万人台です。凄い人口の伸びですね。

杉並って、荻窪団地阿佐ヶ谷住宅が、建て替えを始めるはずだから、これらが完成すればまた人口が増えるんですね。だから、東京って地価があまり下がらない。ミニバブルで上がりすぎた都心の5区は別ですが。それでも荻窪に住んでいる知り合いは、家賃が下がらないとぼやいていました。

杉並を始め、東京がこれだけ人口増加していると言うことは、地方は人口が減少しているんですね。困ったことです。私たちが暮らす奈良市も、毎年1000人くらい、人口が減少しています。いいところなのに。地価も安いのに。家も安いのに。空き家だっていっぱいある。

ところで、どこの市町村、もちろん杉並区でも広報は、あるんですが、どうして広報って、これをやります、あれを実施します。こんな条例を施行します、ばっかりで、ご意見を受け付けます、とか。こんなご意見で、これが始まりました、とか、役所と住民のコミュニケーションで生まれたことを、載せないのかな。広報って、お役所からの一方通行に思えるんだけど。