桃屋のらっきょうは、中国産だった。


父がとても食べきれないと、私たちにくれた桃屋の花らっきょうが、なんと5瓶もある。合計で10瓶以上は父のマンションに置いてあった。なんで、そんなに、買ったのか。

毎朝、父や母のおかずの一品には、らっきょうが必ず登場する。桃屋の花らっきょうのラベルをしげしげと眺める。なにい、らっきょうは中国産。なんだよ、桃屋。肝心の食材を輸入してるのかい。

どうも父は、らっきょうの血液サラサラ効果に期待して、母に食べさせたのだ。でも桃屋のように市販品って塩分が多いんだよね。おまけに食品添加物がいっぱい入っている。じゃ〜どうするか。

妻はらっきょうも漬けます。塩分控え目でね。もちろん食品添加物は全く入っていない。だから安心なんですが。あ〜あ、そんなのが5瓶もある。しょうがない食べてみるかで、カレーの付け合わせで食べてみました。

ちょっと甘めでそこそこおいしい。食品添加物や調味液で旨く仕上げてあるんですね。でも粒が小さすぎる。食べ応えがない。中国産だから、農薬が届かない中心部まで、思いっきりむいて小さくなったのかもしれない。ま、とっとと片付けて、自家製らっきょう漬けを待ちましょうか。



私の仮説。新型インフル、だから高校生に多い。
関西というか、大阪と神戸は、パニック寸前ですね。キッザニア甲子園は19日から休業するし、保育園は続々閉園。駅に集合してから修学旅行中止を言い渡された、かわいそうな中学生。一生の思い出が台無しにされようとしている。なんで、もっと早く、中止を決めなかったのか。対応が後手だ。

なぜ、突然、神戸で新型インフルエンザが渡航歴のない高校生から発症したのか。本当に、神戸と大阪だけなのか。それは、誰を経由して持ち込まれたものなのか。いくら海外旅行客をすべて検査しても、どこかで漏れてしまったのだ。

政府は水際の対策を完璧なものした言うが、結果はご覧の通り。とうとう日本に新型のウイルスが持ち込まれた。なんで高校生が新型に感染したのか。高校生とは15歳から18歳で、彼らは若い。つまり、インフルエンザの抗体が少ない可能性がある。

数十年生きている人間なら、海外に行ったり、そこで様々な菌に感染したり。何十年と積み重ねた自分自身の保有抗体が、様々な菌に出会い、体内の抗体を進化させて新しい菌を退治したり。いわば、歴戦錬磨の抗体が体内に宿っているから、新型だろうが豚型だろうが、感染したら、直ぐに体内で抗体退治してくれるのかもしれない。

しかし若い高校生は、エネルギッシュで行動力がある。しかし生まれて10数年の身体の中にある抗体は、あまりにも経験不足だ。たとえば、雑菌からも隔離された純粋培養のお坊ちゃま、お嬢ちゃまが、菌などが繁殖しそうもないきれいなご家庭で、育ち遊ばせたのかもしれない。ところが、クラブ活動か何かで新型菌を偶然受け取り、そのお坊ちゃまは、退治する抗体もなく病に伏せったと考えられる。

そういえば、子供を花粉症にしない9カ条というのを思い出した。これは世界的に有名な日本の免疫学者が提唱したことです。
・生後早期にBCGを接種させる
・幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる
・小児期にはなるべく抗生物質を使わない
・猫、犬を家の中で飼育する
・早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす
・適度に不衛生な環境を維持する
・狭い家で、子だくさんの状態で育てる
・農家で育てる
・手や顔を洗う回数を少なくする
そうなんです、子供をクリーンルームじゃなく、大いなる自然の中で、適度に劣った衛生環境で雑草のように育てろ、ってことですね。インフルエンザの体内抗体ができるまでは2週間かかります。ヨーグルトのビフィズス菌はインフルエンザに効果がある。山芋のムチンが喉の粘膜をカバーします。新型は、また次々と現れることでしょう。私たちは、どんなインフルエンザ菌が襲ってこようとも、体内でしっかりと耐性を作ることが必要です。あわててマスクを買ってもムダだと思う。普段から、そんな身体づくり、じゃなくて免疫作り。はい、子供は農家で育てましょう。極端すぎるか。