嫌だねえ、高速道路の渋滞。

ゴールデンウイーク後半の5連休初日です。おまけにETC搭載の高速道路料金が1000円で、はやくも渋滞が始まっているらしい。下り方面の渋滞が、神奈川県で29キロ、静岡県で59キロとなっているらしい。

東京への上りなら車が段々と集中するので、渋滞は分かるが、行楽地への下りなら分散するのに渋滞って、不思議ですね。

そもそも信号もない高速道路で、なんで渋滞が起こるのか。それは1台の車がブレーキを踏むことからはじまるらしい。車も多いが順調に流れている高速道路、トンネルに入った直ぐ後や、緩やかに続く上り坂で、ふと前の車との車間が急に詰まったような錯覚で、ブレーキをやんわりと踏んでしまう。これが渋滞のきっかけだそうな。今はオートマチックなので、踏めばブレーキランプが点く。

ブレーキを踏んだ車の、後続車がブレーキ。また次も。それが延々と続いて、やがて時速が0キロになる。これが渋滞のメカニズムらしい。ブレーキを踏まないためには、私の車はマニュアルなので、私の場合はブレーキを踏まずにシフトを落として対応している。つまりエンジンブレーキ。じゃなくて、車間距離を40メートル以上開けて、時速を70キロにするといいらしい。

そんなことを渋滞学で有名な学者が提唱しているそうな。西成活裕教授だっけ。なるほどねえ。でもどうせなら、高速道路にはいると自動運転になって、ハンドルを持つ必要もない、究極のオートマチック道路と対応自動車を作ったら、もっとスムーズかもね。これから車でお出掛けの方、車間距離は40メートル以上ですよ。



父の退院。

父の症状は、右脚や腰に痛みを伴う椎間板ヘルニアによってほぼ1ヵ月間入院していましたが、本日退院。毎週1回の神経根ブロック注射によって、痛みが段々とひいたようです。

父は88歳。高齢者に注射はあまりしない方がよいらしいのですが、痛みに耐えきれず、切除手術まで望む父。高齢者に手術は、あまりにもリスクが高すぎる。ようやく注射で納得したが、本来は3回くらいの注射で痛みは引くはずなのに、5回と長引いてしまった。

長年、様々の痛み止めを飲んでいる父は、だんだんと薬や注射が効かなくなっているようです。しかし、本日、めでたく退院となりました。病院から父のマンションに戻り、食事をして、次は入院している母の元へ。

実は母の入院は、父に内緒だった。母は、最初に介護老人保健施設への入所だったが、入所2週間目に施設で食事の際に誤嚥を起こし、肺炎を発症して、併設の病院へ入院となったのだ。それは半月以上のことだけど、同じく入院している父にこのことを告げると動揺すると判断し内緒にすることにした。なお誤嚥は飲み込む機能が衰えることで起きる。特に脳梗塞を患った人に多いらしい。母もそうだった。

昨日、父に、母の状況を説明すると、がっくりしていた。やはり父の症状の回復にも妨げになったろうし、内緒にしていてよかったと思う。1カ月ぶりに母に再会した父は、母を見て涙した。父の胸の内はわからないが、今は母の回復に希望を持つしかない。

高齢者医療。老人介護。私自身の家族を通して、様々な問題に触れた気がする。人生を頑張って生きた人に、できる限りのサポートを。私たち家族の問題でもあるけど、日本が抱える課題でもあるのだ。医療、介護に関わる人に、どんなに感謝の言葉を伝えても、言い尽くせないでしょうね。