我が家に、鯉のぼり。

今日、奈良に出た妻が、手拭いを買ってきたという。拡げてみせると、鯉のぼりの柄。早速、妻は縫い上げてタペストリーにした。

群生した菖蒲の上に、真鯉と緋鯉が勇壮に泳ぐ迫力ある図柄です。そうか、鯉のぼりも、こんな楽しみ方があるんですね。

ちょうど今の季節は、ちらほらと鯉のぼりが泳ぐ姿を見かけます。男のお子さんがいらっしゃるんですね。でも毎日の上げ下げが大変かも。

我が家は、私と妻、2匹の鯉が泳ぐタペストリーで十分。殿ちゃんや陸君の鯉のぼりも、いるのかい。でも君たちは猫だし、犬だし、鯉のぼりには感心を示さないし。海老なら飛びついたりして。

クリスマスツリーに、雛人形、そして鯉のぼりまで。季節のイベントごとの飾り物がいろいろ揃いました。これなら場所もとりません。おっと、桜柄のタペストリーがまだ飾ってある。ま、いいっか〜。


図書館の本を切り裂く、大阪人。

大阪市立中央図書館で、年間2千冊の本が廃棄されている。借り主に切り抜かれたり、破られたりして、使い物にならなくなっているのだ。奈良県民の私も、奈良の図書館をよく利用する。確かにときどき、借りた本の中に、線が引いてあったりすることがある。嫌な利用者もいるものだと思うが、大阪はここまでひどいとは。

これは日曜日、朝日新聞の1面トップ記事だった。大阪人のマナーに憤りを感じて目立つ1面に持ってきたと思われる。図書館側では、館内の1枚10円のコピー代を浮かせようと切り取る人が増えたと見る。まったく公共のものなのに、大阪人は自分勝手で他人への迷惑を考えないのかい。

かつて駅前放置の自転車も、大阪では当たり前のことだったという。違法駐車でもそうだ。みんなが停めているから、私も停めていいのだ、という発想。そういえば、大阪の歩行者は信号を守らない。歩行者側の赤信号でも、車が通らないと、必ず誰かが渡っている。

自分さえよければ、そんな身勝手が大阪に横行しているとすれば、日本の大きな汚点だ。大阪市立中央図書館は、マナーブックを配布するという。根深い気質は、そんなものでは一掃できない。むろん、大阪だけではないはずだけど。そんな人への迷惑を考えない人が、最近増えていると思う。