飛翔体って、流行語大賞になるかも。

北朝鮮が発射して、日本を飛び越えた、ミサイルとも、人工衛星とも断定できないシロモノを、日本政府は「飛翔体」と呼んだ。なんとも不思議な語感だったが、そういう呼び方もあるのかなと。

飛翔とは、空高く飛びめぐることを意味するらしい。しかし、この飛翔体は、目的を遂げられずに落下したらしい。

ひしょーたい。スーパーマンがいれば、まさしく飛翔体。甲子園球場の7回に多く放たれるロケット風船は、飛翔体であろう。夫婦げんかで、投げつけ合って宙を飛び交う灰皿やお皿や茶碗も、飛翔体かもしれぬ。

それに飛翔すれば、必ず落下する。飛翔体が固体でなく、液体の場合もあるかも。道を歩いていると、黄色い雨が落ちてきた。一筋だけ。誰だい、上からおしっこをするのは。

おお轟音を残して飛び去る飛翔体。あれはジェット旅客機。カラフルな色使いで上空をふわりふわりと移動していく飛翔体が。あれは熱気球。隕石のように空から飛翔体が表れたよ。地面にぶつかった。すっごい閃光だ。見る見るうちにキノコ雲が現れたよ。なに?それが核ミサイルだよ。やばい、熱風が来るぞ。逃げろ。なんてことにならないよう、頼みますよ。祈る、国際平和。