2009年の公示地価、下がりましたね。

先週、2009年の公示地価が発表されました。公示地価とは、国土交通省が毎年1月1日に土地取引の指標や、公共用地の買収指標として約2万8千地点を調査する。この他、都道府県が同様の目的で、毎年7月1日に約2万4千地点を調査し、9月下旬に公表する基準地価。さらに、国税庁相続税贈与税の算定基準として、毎年1月1日に調査する路線価があり、公示地価の80%くらいが目安となる。どうせなら、統一して、1年に3〜4回調査すればいいのにね。

さて公示地価、今年の全国平均では3年ぶりの下落で、住宅地は3.2%下落。商業地は4.7%の下落。不景気がそのまま反映される形となりました。さて、私が2年前まで住んだ東京都杉並区を見ましょう。一番近いところは、成田東1-6-10ということにして、前年の1平米46万8000円が、今年は42万円に。杉並区の住宅地だと、だいたい10%くらいの下落か。

次に昨年まで住んだ大分市です。明野東3-9-16として、前年は6万7000円が、今年は6万6000円。大した下落でもないようですが、その他を見ると3%前後の下落か。

そして今は奈良住まいです。よく散歩で通る秋篠町777-2は、前年7万2300円が、今年は7万1500円。その他も見ると1%から3%くらいと幅がある。そういえば、この近くで、敷地50坪の新築一戸建てが、2380万円であったっけ。直ぐに、売れました。

私も、いずれはもっと家賃の安い奥地へ、引っ越したいね。住宅が密集してなくて、静かで、庭の広い家。今は、買って将来の売却を考えるとバカを見ますから。土地は、まだまだ下がるでしょうね。近隣でも、何となく空き家が目立つような。どうして貸家にしないのか。持ち続けても価値は下がるばかり。貸すのが一番の有効利用なんだけど。日本には、活用されない600万戸の空き家があるんですから。