税理士事務所がホームページを作る。

最近は、税理士事務所がホームページの制作を請け負うとか、印刷屋さんがホームページの制作を本業の印刷と一緒に引き受けるとか、そんなケースが増えているようです。

税理士事務所が、なぜホームページも引き受けるのか。税理士事務所は企業の会計を見るもの。しかし、経営コンサルティング的なアドバイスも必要になってくる。なによりも、企業が永続的に儲かってくれなければならない。そのために、会計だけでなく、その会社のPR手法にもアドバイスは及び、ホームページも作って差し上げます。ってことになるらしい。

印刷屋さんの場合は、どうなんだろう。本来、印刷屋さんは、持ち込まれた原稿を印刷するだけ、と思っていたのだが、最近は印刷原稿をデザインするところもあるらしい。印刷会社内にグラフィックデザイナーなどを抱えて。で、その延長として、ホームページもつくるらしい。

しかし、そんなホームページでお客さんは来てくれるのかな。ここにホームページがありますと、印刷屋で作ったチラシなんかの印刷物でピーアールするわけか。数年前に、リフォームなどを業種とする工務店が、近所に折り込みチラシを3万枚作ったそうな。しかし掛かってきた電話はゼロ件だった。手書きの汚いモノクロチラシで、一目で読みたくない、と感じるものだったそうな。

最近、折り込みチラシにしろ、会社のホームページにしろ、そこそこ無難なものが多いですね。でもやっぱり、へえ〜面白いとか、買ってみたいとか、思わせるものは少ない。折り込みチラシも、汚いのが少なくなったけど、ハッとするのもないよね。今日は、1枚、手書き文字のチラシがあった。読みにくい。やはり工務店だった。汚くって、読めないよ〜。