晴のち、曇りのち、雪のち、晴れ。

晴れたかと思うと、瞬く間に空は曇り、いつの間にか雪が舞っている。冬本来の寒さに戻った一日です。夕方にはすっかり晴れ上がって、風がとっても冷たい。今夜は冷え込むだろうな。

冷え込みといえば、日本テレビが調査した麻生内閣の支持率が9.7%。底冷えみたい。中川昭一財務大臣、G7での醜態が大きく影響した模様。私は、麻生さんの次はこの人か、と思っていたので残念な気持ち。中川さんは予算成立後に辞任するらしい。

などとネットを見ていると、多摩テック今年の9月末で閉園するとの記事。跡地をどうするんだろうね。奈良には、かつて、あやめ池遊園地と奈良ドリームランドがあった。もうこの2つは数年前に閉園されて、あやめ池遊園地跡は今、造成工事が盛んだ。幼稚園と小学校ができるらしいんだけど。

奈良ドリームランドの方は、一向に跡地利用が決まってなくて、未だに施設がそのまま残っているらしい。野晒しの廃墟って、あまりにもみっともないぞ。すっきりと撤去して、新しい街か、施設なりで、再生すればいいのに。腰の重いのは奈良の県民性か。

街を歩けば、あちらこちらに、ピンクや白、梅の花が咲き誇っている。我が家の庭も、ほぼ満開か。こんなに寒くても、きっちりと咲いてくれる梅。その跡地にも、梅や桜はあるはず。廃墟の中の花ほど、わびしいものはない。跡地もすっきり晴れてほしいものだ。




公田耕一さん、どんな人?

毎週月曜日の朝日新聞に、一般投稿された俳句や短歌を掲載するコーナーがある。いままでそんなものを読むことすらなかったのだが、公田耕一さんの投稿で、俄然このコーナーが注目を集めている。公田耕一というのはおそらく偽名で、住所はホームレスとなっているそうな。ちなみに、昨日の月曜日に掲載された歌は、

哀しきは寿町と言う地名、長者町さへ隣りにはあり

というもの。なるほど。もうネットでも、結構注目を集めているらしいが。もうひとつ作品を紹介すると、

百均の「赤いきつね」と迷ひつつ、月曜だけ買う朝日新聞

何も新聞を買ってまで、大事な食糧をあきらめなくても、図書館に行けば、新聞は置いてあるはずなのに。それとも公田さんが暮らすエリアは、月曜日は図書館が休みかもしれない。

入選の商品も貯まっているらしい。一回の入選で、ハガキが10枚だとか。牛丼くらいは食べられるでしょ。さ〜、マスコミはホームレス歌人公田耕一さんなる人を探し出すことができるのか。どんな人物なのか。マスコミに翻弄されることなく、公田さん自身の存在感を、短歌を通してしっかりとアピールしてほしいものです。

朝日新聞月曜日の歌壇コーナー、来週は公田さんの作品が載るのでしょうか。新聞を読む楽しみが、ちょっぴり増えたような。