りっちゃんが、開けた穴。


いつか、やるかもしれないと思っていたら、とうとう開けちゃいました。障子に、くっきりと犬の足型が。どうしたの、と妻に聞くと、昼の1時間前くらいに、急にそわそわしだして、観葉植物の葉をかじったり、庭に出ようとしたらしい。足型が、証拠です。一カ所だけに穴というのも不思議。普通なら、景色が見えるまで、ずたずたに破るだろうに。

庭に出ると、やたらと葉っぱをかじったらしい。それで、妻は急遽、臨時の散歩に連れ出したという。葉っぱを食べたくて、外に出たいというのは初めての経験。

やはり、散歩では、草のある場所までぐいぐい引っ張って行ったという。最近は、夕方の散歩でも、よく草をかじっている。ただでさえも、この時期は陸君好みの草が少ないのに。

陸君も、もう9歳で、中年オヤジの仲間入り。犬のいる暮らしってどうなんだろうと思う。2年前までは、東京でのお気楽ひとり暮らしだった。結婚して妻と暮らして、陸がいる、殿がいる。

やっぱり、陸や殿に触っている手の感触なのだ。毛並みや暖かさが心地良い。だから、つい、なでなで。これが犬や猫のいる幸せかな。ほどほどの温かさ。みんな、いつまでも、元気でいておくれ。



08年売上高、コンビニが百貨店を越えた。

そんな記事が先日の新聞にあった。タスポ効果もあって、コンビニは順調に売上高を伸ばした。中でもタバコを買い求める50代の男性客が増加したという。今まで自販機で購入していた客が、しかたなくコンビニに入るのだ。

私もタスポカードを持たない50代の男性です。したがってタバコはコンビニでカートン買い。なによりおまけでライターをくれるのがうれしい。しかしコンビニ内は誘惑がいっぱい。缶ビールやお酒類、つまみも揃っている。総菜や弁当類も。

そんな誘惑を振り切って、私は店内から出る。タバコ以外は絶対買わないぞ、と。弁当や総菜類は有害な添加物が多いから。酒類は、ディスカウント店で買った方が安いから、と心に決めている。

さて、百貨店はどうだろうか。西武とそごうが。三越伊勢丹と。大丸が松坂屋と、くっついたんだけど、一向にその効果が発揮されていませんね。むしろ、くっつかなかった方が、かえって競争意識を高めて、お互いがもっと努力したと思う。

総じて今の百貨店は、ブランドショップを集めただけで、何の目新しさもみえない。一般売場には、確かにセール商品が並んでいる。しかし所詮は、元々が安価なセール品で、メイドイン・チャイナであることが多い。20年くらい前だった。百貨店に行くと、ひとめでいい商品と解る品揃えがあった。今は、スーパーと大差がないのかもしれない。2000円〜3000円で1年ちょっとしか使えないものより、1万円で何年も使える商品の方が、得なことは消費者は知っている。

なのに百貨店は、長く使えるいいものより、少しでも安くに転じて、商品のレベルを落としたのだ。日本の各産地では、後継者不足にあえぎながらも、しっかりと物作りに励むメーカーは多いはず。そんな本物を日本各地から集めてくればいいのに。で、その良さがどこにあるのかをしっかりとアピールすれば、客は戻ってくるはずだ。