1年ぶり、夜の散歩のプピー。


昨日の夜中、12時も過ぎた頃に、それまで静かに寝そべっていた陸の様子がおかしい。なぜか、私の顔をしっかりと凝視している。妻が、2階へ上がっても、後を追わない。しばらくすると、ばたばたと玄関や居間を行ったり来たり。これは、きっと。

私はあわててジーンズに履き替え、ジャンパーを羽織って身支度する。陸の息が荒い。寝はじめた妻に呼びかけ、急遽ペットボトルに水を用意してもらう。じゃー行ってくるわ。陸のそわそわは、止まらない。玄関を出て、門扉を開け、外に出る。空は真っ暗だが、街灯の明かりが、寒々としたアスファルトを照らしている。

家を出ると、陸が猛然とダッシュする。50メートルほど登ったところに草むらがある。陸がすぐに体勢を整えてもよおした。直ぐに終わり、次を目指そうと引っ張る。ちょっと、待って、待って。私はあわててビニール袋を取り出し、周りの草も一緒に引っこ抜いた。柔らかい。ボトルの水を全部使って流した。

また陸は、次の地点を目指して懸命にリードを引っ張る。ときたま道ばたでニオイを嗅いでは、しっこ。終わるとまた猛然と引っ張る。暗闇の住宅街を抜けて、原っぱの草地。その真っ暗な中で、また踏ん張った。ブピー、ブリッブリ。虚しい響きだ。陸はやっと落ち着いたのか、それまでの歩み方をペースダウンして、いつも通りの早歩きに戻った。

キーンと冷えた真夜中の住宅街。歩く人はいない。ましてや犬を連れて散歩する人もいない。静寂の中に、私と陸の足音と息づかいだけが響く。また、もよおしたらしい。プピー。音は、忽ち草むらに吸い込まれた。30分ほど歩き回って、やっとすっきりしたのか、ようやく帰路についた。わあ〜寒かった。一年前にも、こんなことがあったけ。この時は、2日間続いた。ストレスか、何か余計なものを食べさせたのか。とにかく、陸の仕草に、数日は注意しなければ。りっちゃん、今日の海老さんは、ダメだから。


ヤマダ電機、対応が最悪なのに、なんで日本一。

ヤマダ電機の販売員、その対応の悪さは、数々のネットで酷評されています。ヤマダ電機が、なんで家電量販店で売上げ日本一になっているのか。それは、現場の販売員の、押しの強さ、というか、これだけ安いのだから買って当たり前、という販売姿勢だからでしょう。

同様の押しの強さといえば、新聞の読売新聞があります。20年以上も前に、私が東京へ出て、ひとり暮らしを始めたとき。まず、いつも読み慣れた朝日新聞の購読をはじめました。その数カ月後に、読売新聞の勧誘員がやってきて、ビール券やら粗品をいっぱい用意して、購読を勧めます。

読売新聞の勧誘員は、ねばるねばる。さすがの私も、つい負けちゃって、取っちゃった。溜まった新聞も取りに来てくれると言うし、まあ文句はない。しかし、朝日と読売を毎日読み比べて、やっぱり、読売は記事の内容で落ちるかなと。

それ以来、二度とノックされてもドアを開けることはなくなりました。ドアを開けたら最後新聞勧誘員は、契約を取り付けるまで、帰ってくれませんから。押しの強さ、それが読売新聞の強さの秘訣ですね。それと同様のことが、ヤマダ電機で、起きているのでしょう。

私も、たま〜にヤマダ電機に行きます。もちろん他店のチラシと比較して、相対的にヤマダ電機の方が、安い商品は多いかな。去年の夏ですが、あまりにも暑かったので、扇風機を買おうかな、と思って、ヤマダ電機へ。売場の扇風機は、すべて白一色。個性的なものは、全くなし。要は、売れるであろうものを、ただ並べているだけですね。扇風機、何処で作っているのか、と見れば、ほとんどがメイドイン・チャイナ。ヤマダ電機の対応の悪さは承知のこと。だから、買う商品がいくらになるか。他店と比べて、安ければ買う。それだけ。価格コムの方が、もっと安いのですが。

ヤマダ電機でも、まれにしっかりと話しを聞いてくれる社員がいます。つまり社員のレベルが低すぎるということ。急拡大したために、レベルがそこまで追いつかなかったと善意に解釈しましょうか。しっかりと社員教育をしてください。あれだけ多くのお客様が集まるのですから。