本当に、冷たいぞ〜。


というか、急に寒くなってきました。どうも最近の天気の傾向として、昼間は曇って、チラッチラとたまに太陽が顔を出すが、めったとない。夜になると星が輝いている。つまり放射冷却でさらに寒くなるわけだ。

そんなわけで太陽のありがたさが、わかる季節ですね。東京に住んでいたとき、10年以上過ごしたアパートは30センチくらいの日差ししか差し込まなかった。それも午前中だけ。つまり、屋根と屋根の間が30センチくらいしかなかったのだ。

それから南向きのマンションに引っ越したとき、ちょうど冬だったので太陽のありがたさがしみじみと分かった。東京のアパートって、日当たりの悪いところが多かったから。さて、ここは奈良、寒さも身にしみます。大雪の地域よりはましだけど。寒いとき、夜更かしせずに、とっとと寝ましょうか。暖房費もバカにならないし。

睡眠といえば、さっきテレビでやっていたけど、酒を飲んだらよく眠れる、というのは、ウソだそうだ。寝る前に酒を飲むと、脳が活動的になって、寝ていても眠りが浅くなる。飲まないで、寝た方が、眠りは深いのだ。どうしても飲むのなら、寝る3時間前まで。食事と同じことらしい。

私は寒い冬場、靴下を履いて寝る。これも靴下の締め付けが血行を阻害し、足をむしろ冷やしていることになる。つまり、裸足で寝た方が、足の体温が上がるという。どうしても寒くてイヤだ、という人は湯湯婆か、締め付けないユルユルの靴下がおすすめ。私も、今夜から寝るときは、靴下を脱いで寝るとしよう。ついでに酒も、できる限り3時間前までに、と。





冷凍がには、なぜまずい。

先日、あるところで、冷凍ガニをごちそうになった。はっきり言って、私はカニがあまり好きじゃない。まずは殻から実を取り出すのが面倒くさいのだ。そして数年前まで何度か、食べたが、それほどおいしいと感じたことがない。

で、ご馳走になったカニ。みんな、うまい、うまいと言って食べるが、私は、ん、ん、ん、なのである。う〜ん、これだったら、カニの缶詰の方が、よっぽど旨い。

なんでとってもまずいのだろうか。いろいろ理由を探ってみた。まず室温で解凍させてしまうと風味が逃げてしまう。で、解凍しているうちに、ゆで汁の塩味が身に染み込んでいるので、本来持っているカニの身の甘さが味わえないのだ。

では、なぜ、人は、そんなにおいしくもない冷凍ガニをおいしい、おいしいと言って食べるのだろう。これは一種のブランド信仰。カニだから、おいしいのは当たり前という、そんな信じ方だ。カニだって、おいしいものもあれば、調理の仕方で、本来の旨さが台無しになることもあるだろう。やはり冷凍物は、凍らせることで細胞を破壊し、旨みが逃げてしまうのだ。冷凍サンマのおいしくないのと、全く同じ理屈だ。

ところで、昨年に妻の故郷近くの瀬戸内海から、渡りガニを送ってもらった。それは、冷凍ではなく、チルドというか冷蔵。水揚げした直ぐに直送してくれたのだ。その身は、旨みも十分。殻まで十分に出汁として活用させてもらった。だから、カニというブランド名に踊らされることなく、冷凍しないチルドの直送カニならば、十分においしさも味わえよう。そんなわけで、二度と私は、冷凍ガニを食べたくはない。