人生80年で、食べるお米は6トン。
なんだって。お茶碗のご飯にすると11万杯。1日に4杯弱となるわけです。それが生涯食物摂取量。そんなことを書いている「おからはどこへいった？」という本をパラパラめくっています。ちなみに、生涯食物摂取量で、ネット検索すると、まったく引っかからなかった。
これは生涯を80年と仮定した場合らしい。むろん、日本人の平均寿命は男女で6歳くらいの差があるから、まあ仮にです。
で、続けると、肉は2.2トンで牛6頭分。野菜は7.5トン。魚介は3トン。これらを想像すると、大型のダンプカーに山積みの肉・野菜・魚が頭に浮かぶ。多いと言えば多いし、そんな程度、と言われれば、そんなものか。でも、この中に、農薬や有害添加物が、どれくらい、なんて考えるとゾッとする。
摂取栄養素でいうと、タンパク質2.4トン、脂肪1.7トン、炭水化物8.7トンの、トータルで12.8トン。ま、よく食べるものだ。エネルギーの発散量もすごいものだろうな。鉄は300グラム。ビタミンＣは3キロなのに、ビタミンAはたったの20グラム。カルシウムは15キロ。カルシウムを一日当たりで計算すると513ミリグラム。なるほど、日本人はカルシウム不足なんですね。という話しではない。だからこそ、産地擬装なんかでなく、作り手の顔が見える安心・安全な食材を手に入れたいですよね。
まだ続く。次は出す方。ウンチは15トン、しっこは315トン。呼気炭酸ガスは20トンになるという。この数字を80で割って、さらに365で割って、地球の人口67億4000万をかけないように。気持ちが悪くなりますよ。
大丸百貨店が、人気マイ箸の模倣品を販売。
人気マイ箸を製造している、石川県の漆器業者は、昨年の夏まで大丸と取引があったらしい。ところが、大丸側は、もっと価格を下げたいために、問屋を介さない直接取引を要望。漆器業者が、商道徳上できない、と断ったところ、大丸は別の業者へマイ箸の製造を発注したそうな。
できあがった商品には蒔絵が施され、よく似ているらしい。そんな記事をヤフーニュースで見つけた。そもそも大丸のような百貨店は、より良い本物の商品を売っている店舗のはず。それを安くしないなら、別の業者にそっくりさんを作らせるとは、何事だ。
百貨店の販売不振が話題になっているが、このような伝統に裏付けられた本物で良質な製品を売らなくなったためで、販売商品のタグとかをよく見ると、メイドイン・チャイナの商品で溢れている。つまりよく似た商品を安く作れるところに発注しているわけだ。
それにしても大丸百貨店はアコギですね。日本の伝統ある業者をないがしろにするとは。模倣品を作った業者も、どこのメーカーか知りたいものだ。
今、どこの百貨店も消費低迷を理由に、改装計画の先送りをしている。何もしないで不況の風が通りすぎるのを、ただ待つだけなのか。大丸のように模倣品に変えることで、本物の良さがあるものを排除しているか。ブランドというレッテルではなく、いつまでも使いこなせるいい商品を、しっかりアピールしないと、消費者は戻ってこないぞ。模倣品を売るのが、大丸百貨店だけならいいけど。
土地価格、1980万円が1850万円に。
不動産の折り込みチラシに近所の駐車場が、また掲載されていた。昨年の11月頃、1980万円だった物件が、今日のチラシでは1850万円に。約6％の値下がりです。駐車場なので、今現在借りている人は、その恩恵にあずかれるのだろうか。
奈良のこの近隣では、アスファルト舗装でも月に7000円くらいが相場か。その6％じゃ、500円くらい。まさか、そんな半端を値下げするとも思えない。その駐車場も、見ている限りは、半分くらいの空きがあるようだ。
今はもう、これ以上、自動車を買う人など、いないのでは。乗っている自動車をできる限り長く使う。買い換えるときは、サイズを小さくして、排気量の少ない、燃費の良い、たとえば軽自動車がいいのかもしれない。
そういえば奈良でも、最近は軽自動車が増えているような気がする。自動車不況といわれるが、今までが良すぎた。近隣でも、1世帯で2台の車を所有する家がある。よく見ると、軽自動車と普通自動車が1台ずつ。
買物には軽自動車で出掛けて、遠くへドライブするときは普通自動車を使うのだろう。ま、勝手だが、一家に2台とは、なんてムダなこと。そんなムダが自動車産業を支えてきた。利用されない駐車場、これもムダである。その土地に、家が建つ日は、くるのだろうか。
関係のない話ですが、知り合いが所有するデルのパソコンが、物理的にこわれたそうな。ちょうど年末で、さらに保証期間の1年と1カ月でだったらしい。修理見積もりは、新しいの買うくらいの料金。年末年始をはさむため修理期間は2週間くらいかかる。デルはだめですね。そこでデルをやめて、早く届くマウスコンピューターにしたそうな。OSも、ビスタで苦労したのでXPにすると。結局安かろうは、悪かろうです。新しいものが、使いやすいものとは限らない。私も気をつけなければ。
