その電信柱、ジャマだよ。


今日の新聞に、国土交通省は都市部に新設する国道は無電柱化を基本とする、という記事があった。つまり地中や地下にケーブルをひとまとめにするということだと思うけど。

日本の街にしろ、村にしろ、電信柱というより、電線がジャマって場合が多い。それは特に、写真を撮ろうとした場合に。ま、これは景色として捉えた場合だけど。

そもそも国道などはだだっ広いから、どうでもいいんだけど、住宅街や狭い幹線道路ほど、電信柱がジャマって場合が多い。犬には、いいかもしれんが。

たま〜に、すっきりしたニュータウンを見ることがある。なんでスッキリしているのか、というと電信柱や電線がまったくないからだ。はじめっから、街を作るときに地中化すると、ジャマなものが少ない。

奈良では、あやめ池遊園地跡地の工事がやっと始まったようです。電車から見ると、ダンプカーやらシャベルカーが動き回っている。新しい街ができるようですけど、電信柱をなくすと、景色もすっきりすると思う。奈良で、ついでに言うと、狭い道路の横に、蓋のない溝が多すぎる。よくクルマが脱輪しているのを見かけるし、歩行者だって、夜は危ないだろうに。溝をすべて覆えば、道路だって広くなるのに。

ダムだ、橋だ、道路だ、と言わずに、そんな身近な公共工事から始めてくれませんかね。


昨年の年末ジャンボ宝くじ、売上げが2045億円。

一等と前後賞をあわせての3億円が当たる、恒例だった2008年末ジャンボ宝くじ。その販売額は、なんと2045億円で、前年に比べて58億円増加したという。こりゃ、驚いた。

昨年の後半は、不景気の嵐が吹きました。そこで、政府は2兆円もの大枚をはたいて、定額給付金を日本国中にばらまくらしい。でも、その金額の10%にあたる巨額を、みんなは当たりもしない宝くじに注ぎ込んでいる。これは、驚き。

ギャンブル反対という人は多いけど、宝くじだって、結局はギャンブルみたい。ただ、300円を買っても、みんなに150円しか戻らない。多額を買えば買うほど、損をする。そういう仕組みに、みんなは気付いているのかな。

でも、もしかして、3億円が当たる。そんなはかない可能性で買っているのかも。ん、2045億円。3000円分買う人が、6千万人以上という計算。え〜、日本人の半分が買っているのか。日本人の総バカとは言わないが、半バカ。

そういえば、昨年は宝くじの販売額が8年ぶりに1兆円を下回る見込み、というニュースがあったっけ。でも、その半分が、胴元のフトコロに入っているのだ。そりゃ〜もしかして、3億円なんて望みもあるかもしれない。でも、それで儲けているのは、コマーシャル制作会社や広告代理店、そしてテレビ局。そして登場するタレント。彼らは、きっと宝くじなんて、買いませんよ。