今日の朝は、お餅でスタート。

お餅は、醤油か、きなこかと、妻は聞く。じゃー醤油と、私は答えた。焼いて柔らかくなった餅に、醤油をつけて焼く。醤油の香ばしさ、何とも言えぬいい匂いが拡がる。焼き上がった餅がテーブルに上る。うん、旨い。醤油が、明らかに違うのだ。妻は、日田のたまり醤油を使ったという。今度は、刺身で食べると旨いかも。妻の日田のお友達に、感謝です。

久〜しぶりに、味噌汁も並んでいる。味噌味って、食べても、飲んでも、いいものだ。妻が食べる、きなこ餅もおいしそ。殿ちゃんは、カニ風味かまぼこをがっついている。陸君は、あっ、食べないの。そっ。

妻が言う。奈良って、こんなに寒いの、と。私は、まだまだ、寒くなるさ、と。念のために、気象庁のホームページで調べると。昨年の2008年、奈良の1月上旬の平均気温は5.1度。中旬3.5度、下旬2.7度。2月上旬2.1度、中旬2.8度、下旬3.8度。昨年は寒かったもんね。3月上旬になって、やっと5.4度と暖かくなっています、寒いけど。

今、妻は、作品作りに大忙し、なのかな。妻の倉敷のお友達が、3週間後に手作り小物などの販売会をするらしい。そのためにプレッシャーをかけられているらしい。いろいろなガラス瓶に紙を巻き、色を着けて、紙から切り抜いたオブジェを張り付けていく。デコパージュの手法のひとつ。どんな作品ができるのでしょうか。


日比谷公園年越し派遣村、騒動。

派遣切りで仕事と住居を失った人に、日比谷公園のテントや、厚生労働省の講堂を開放しているという。ニュースを見れば、必ずそのシーンは出てくるので、誰もが自分はこの中のひとりでなくって良かったと同情の目で見ているのかもしれない。

この講堂は、5日までしか利用できない。そこで、都内の廃校になった小学校を使うという。それはそれで良いことだが。でも、なんで廃校の校舎が、まだ残っているんだい。とっととマンションでも建てれば良いではないか。

新しいマンションができる。新しい住民が、前の住まいから移ってくる。前の住まいには、また新しい人が入居する。それがず〜っと続いても。いや、それが続かないのだ。どこかで、空き家ができてくる。その空き家が、何年も放置されて、何十年も経てば、二度と人は住めないぞ。日本には今現在、700万戸の空き家があると言われている。そんな空き家を、もっと積極的に活用する方策はないものか、と思う。 

また放置といえば、日本には東京都の面積に匹敵するくらいの耕作放棄地があるという。私が大分に住んでいたときも耕作放棄地は散々見てきた。何十年も米やら野菜やらを育ててきたのに、あるときプツンと耕作を止めてしまったら、やがて草茫々。元に戻すのは大変だ。

仕事は作るものだ、頂戴と待っているものではない、というのが私の考えだ。空き家に耕作放棄地。つまり、住まいと食糧だ。東京のど真ん中に、そんなものはない。あるのは、派遣切りを煽るマスコミがそれをネタに、ニュースや記事にしているだけに過ぎない。日本は食糧自給率40%。そろそろ輸入品に頼るのは止めて、国産にこだわって、おいしいものを、安全なものを作らないと、日本は沈んでしまうぞ。