ショック、富士・はやぶさが来春に廃止。

ブルートレインの廃止がいろいろ話題になっていたけど、今日の新聞に、とうとう富士号が来年春のダイヤ改正でなくなるとあった。大分と東京を往復する寝台列車で、昨年、大分に引っ越してから、東京へ行き来するのに、結局3往復ほど利用させていただいた。

列車の外側は結構老朽化しているが、中はまだまだきれい。洗面所やトイレは、ちょっと時代を感じさせる。とにかく私が利用した限りは乗客が少なく、いつもガラガラ。だから快適だったんだけど。

なんで寝台にしたのかというと、大分と東京の往復料金が3万2620円と安いのが魅力だった。新幹線で往復すると、5万円近くかかるから。なにより、寝たまま移動できるってのがいい。

寝たまま移動するといえば、夜間の高速バスが人気だけど、料金が安いからだと思う。さらに深夜に出て、早朝に到着するという便利さがいいんだと思う。1泊の宿泊料金が助かるから。

寝台列車の富士は、午後4時43分の大分発。これがちょっと早すぎる。東京着が翌朝の9時58分。これもまた遅すぎる。会社なら、とうに始まっている時間だから。JRもこの辺を考えて、たとえば地方都市を夜の10時頃に出発、、東京に朝の8時前に到着するような寝台列車を考えたら、出張族には便利だと思うな。地方都市を夜に出て、東京に早朝到着する列車を。バスに客を取られるばかりでなく、いろいろなニーズを探るべきですよ、JRは。