私立中学の入学時納付金が、86万8000円。

大阪市内のとある私立中学校の入学時納付金、その内訳は、入学金22万円、年間の授業料66万8000円。へえ〜、300人ほど生徒を集めれば、2億6000万円か。

86万8000円は大金だ。私立中学に通わせることができる家庭は限られているだろう。私立中学に行くためには、まず入試という関門が待っている。そこそこの学力。まして名門の中学なら、並大抵の頭じゃ入れぬ。

公立の中学もあるだろうけど、これじゃー子供に対する教育費って、べらぼうに高くなり、塾だの習い事など、いくらお金があっても足りゃしない。

それでもって、最近の大学生の基礎学力が足りないと、話題になっている。教育費が高くなっているのに、基礎学力が一向に上がらないのはなぜなんだ。

この辺に、日本の教育界の落とし穴があるのかも。少子高齢化で、若者がだんだんと減少している。これで教育レベルが下がったんじゃ、日本の将来はますます暗くなる。なんてね。