おでん失敗、妻よ、ごめん。


我が家では、おでんだけは、私が作る。つまりは、私でもできるということ。だって、おでんダシの鍋に、買った具材を、放り込むだけだもの。

ところが、今シーズン二度目の今回は、失敗だった。ひとつの原因。煮込み始めるのが遅かった。もひとつの原因、味を濃くし過ぎた。

おでん作りを振り返ってみる。鍋に昆布を敷き、コトコト煮立ったら、大根とスジ肉を入れる。そう、始めたのが午後2時過ぎだったので、夕飯時までに大根の中まで味が入らず、牛スジもとろとろにならなかったのだ。今度は、もっと早く煮込もう。

1時間くらい、スジと大根を煮込みながら、灰汁を取る。灰汁を取り尽くしたかな、というのが1時間くらい。そこで昆布を引き上げ、醤油とみりんで味を調える。しゃもじに醤油2に対して、味醂は3。ところが、今回はトータルで醤油5、味醂8になったと思う。これが失敗。醤油4と味醂6を守らなきゃ。

今回は、鰯のつみれも忘れず買った。ウインナーはシャウエッセンでないのが失敗。伊藤ハムは、すべて、破裂した。そんなわけで、大根やスジ肉の食べ頃は、次の日の夕飯時だった。なんとかおいしい。でも、出汁の味が濃くなりすぎ。薄けりゃ足せばよいが、濃すぎると水を入れても、増えるだけ。大きな反省材料です。また、つくろっと。



地デジ移行を、延期せよ。

テレビの地上デジタル放送の普及ペースが低調だそうな。普及対象の5000万世帯に対して、未だに47%に過ぎない。地デジを見るためには、地デジ専用のチューナーや、地デジ対応型のテレビを購入する必要がある。

政府は2011年7月にアナログ放送を終了して、地デジに完全移行する計画だが、このままでは、2011年8月からテレビの映らない世帯が続出する。折からの不景気で、そうそうテレビを簡単に買い換える世帯などは少ないだろう。

じゃ〜、どうすればいいのか。地デジ移行を延期すればいい。しかし、地方局はアナログ放送と地デジの両方式放送でコスト負担が増加するという。でも、いつも思うんだけど、そろそろ地方局の民放も再編したらどうですか。

私が、5月まで住んでいた大分は、民放が3局しかなかった。宮崎県などは、2局しかないらしい。東京は、民放が5局でした。だから、光ファイバーを日本の全世帯に普及させて、そこからデジタル放送が見られるようにして、かつ多チャンネルにして、福島の地方テレビが、高知でも見られる、なんてことをケーブルテレビ的なことで実現すればいい。

さもなくば、2011年7月までに、日本全国の全世帯を廻って、地デジになってもテレビが見られるように、各家庭を訪問して、地デジチューナーを設置して行けばよいのだ。コマーシャルで、地デジになりますよ、と言っても、お年寄りの世帯には無理だよね。

なによりお年寄りの方は、テレビを楽しみに毎日を暮らしている。そんな人は、メカにも詳しくないし、増して買い換えろ、と言うのも残酷ですよ。だから、私はあえて言う。地デジ移行を、延期せよ。でなかったら、地デジを理解できないお年寄りの世帯に行って、地デジを見られるようにしてあげることが大事じゃないかな。地デジ受信機支給、260万世帯に拡大とのニュースもあるが、未だに普及は半分以下。地デジ、考え直したら、どう。