先日の客人から、柚子が届いた。


宅急便で届いた荷物を開けると、ぷーんと柚子の香り。カボスにはまっている妻だが、柚子もほしいな、とポロッと言った、そのことをしっかり覚えていたそうな。さらに地元の手延べ素麺が入っている。じっくりと寝かせて、来年の夏にガバガバ食べることにしましょうか。

妻のお友達に感謝。かつての職場で同僚だった人たちと、未だに親しい付き合いがあるって、いいことですね。妻に聞いたんだけど、この職場、会社は10人とちょっとの社員。その社員達は、毎月ごとに給料から天引きで、社員旅行のお金を積み立てていたとか。

むろん、旅行の際には、会社からもある程度の補助は出るらしい。景気の悪い年は、全く補助は出なくって、その積み立て料金で行ける観光地を選び、1泊旅行を楽しんだらしい。で、先日の二人は、旅行の時に、妻といつも一緒の仲良しさんだった。

これは岡山県の地方なんだけど。ま、早くいえば田舎ってことになる。必ずしも仲の良い同僚ってわけでもないだろうけど、コツコツ積み立てて、みんなで旅行って、ほのぼのした感じ。

東京の会社じゃ、そんな方法、考えられない。20年以上も前に勤めた会社、社長がそんなことを言い出したら、みんな大反対だった。都会はギスギスしているけど、田舎はほのぼの。いいねえ。


サイゼリヤ立正大学デリバティブ損失。

サイゼリヤオーストラリアドル金融派生商品に手を出して、140億円の評価損。おかげで、この2日連続のストップ安で、1785円から500円下げて1285円となりました。今日も売り気配の1085円。

なんで、そんなもの手を出すかな〜。ま、バクチ好きの役員がいたということでしょうが。バカだね〜。損失をしても資産は残っているのでしょうか。FXなら、危ないぞ。

立正大学は今月9月末時点で148億円の含み損。これもオーストラリアドル仕組み債の購入によるもの。さらに、駒澤大学デリバティブ取引で154億円の損失出したとか。学校法人はバクチ好きが多いようです。

前にニュースでやっていたんだけど、寝具の西川が江戸時代に行った三ツ割銀制度は、利益を3つに分け、1つは火災への備え、1つは事業拡大へ、1つは従業員への配分したという。火事の多い江戸で、いつ危機に見舞われても生き抜ける、究極の知恵だっという。今の西川産業が、どうしているかは知らないけれど。

大学も資金があるのなら、学生の質を高めるとか、特待生で優秀な学生を集めるとか、大学の価値を高める方法があるだろうに。さ〜て、デリバティブに手を出した企業や学校法人は、まだまだあるでしょうね。