妻の奈良巡り。


先日の連休に、妻のかつての同僚が岡山からやってきた。いわゆるおばさん二人組。はるばる来た二人に対して、妻は奈良の案内人となった。私は、同窓会などで同行しなかったが。

まず初日は奈良公園。また鹿さんと戯れてきた様子。鹿せんべいを与えている写真があったから。今、奈良公園の鹿を管理する鹿愛護会では、高騰する餌代に苦慮しているらしい。奈良公園に来る皆さん、ぜひ鹿せんべいを買って、鹿に与えてください。これが貴重な収入源ですから。

2日目は、法隆寺中宮寺に行った。法隆寺で4時間近く掛かったらしい。次から次に見るものがあるのに、バスツアーの人は1時間くらいで帰らねばならないので、かわいそうだったという。

神社仏閣は、本来心を落ち着けて見るもの。慌ただしさで見ていると、仏様や観音様、菩薩様の御心には通じませぬぞ。ただ眺めるだけではもったいないよ。

で3日目は、唐招提寺薬師寺。私は、これらのお寺を小学生の時に、遠足で行っているはず。もう覚えていない。妻も客人も満足したのならいいけど。我が家の寝心地はいかがだったろうか。皆さん、お疲れ様でした。妻もごくろうさま。


朝日新聞社が、初めての赤字決算だって。

朝日新聞社は08年9月の中間連結決算で、売上高が前年同期比4.4%減の2698億円、営業利益が5億円の赤字だって。まださらに保有株の売却損があるらしいけど。

私は朝日新聞をとっている。東京時代、大分に引っ越したときも、そして奈良に移ってからも、朝日新聞だ。大分の時は、購読始めは2カ月無料だったが、奈良では4カ月も無料にしてくれた。

内容に関しては、別に問題はない。ずーっと読み慣れているからだろう。しかしこの数年だが、記事をを読んでいてデジャブ、既視体験を覚えることがある。それは、ネットの朝日新聞を見ることがよくあるので、その新聞記事は、ネットで前日の夜にでも読んでいるのだ。ネットと新聞と記事がダブると変な感じだ。

そんなわけでネットの新聞記事は朝日以外にも、各社揃っているので、新聞なんかわざわざとる必要がないのかな、と思うことがよくある。これが赤字要因の販売部数の減少、広告収入の落ち込みに繋がるのだろう。

よく思うのだが、新聞各社は購読者に対してもっとサービスを充実できないのか。ネットがライバルになるのなら、ネットを通して購読者にサービスを提供すればよい。データベースを解放するとか。購読者に対してSNSを開設するとか。プラスアルファが少なすぎるんだよ。やっぱり、そろそろ新聞、やめようかな。

ところで勧誘のしつこい読売新聞の決算はどうなんだろう。きっと売上げは好調だろう。あれだけ強引だもんね。最近は、あきらめたようだ。門扉に朝日新聞の新聞入れが、しっかり掛かっているから。