陸との散歩出発が、夕方の4時になった。


日の入りが、だんだんと早くなり、あっという間に日が暮れる。秋の深まりを感じますね。そんなわけで、夕方の陸との散歩も、午後4時には出発しないと、帰りにはどっぷりと暗くなる。

昨日11月9日、日の入り時刻は奈良で午後4時56分。去年、住んでいた大分では、午後5時16分。な〜るほど、奈良は大分より20分も日暮れが早いんだ。だから、時間の感覚が、ちょっぴり、夕方は気ぜわしい。

それにしても、金曜日から日が差すことがなく、雨もぱらつき、毎日がどんより。妻は、奈良ってこんなに寒いの、と言うが、こんなのは序の口で、奈良はこれからもっと寒くなるぞ。どこだって、寒いんだけど。

陸と散歩から帰るのは、5時から5時30分の間。もうその頃には、車もライトを付けて走っている。とっくに日は沈み、足元は暗い。りっちゃん、もう少し、早く出ようか。どこの家からも夕餉のいい匂いが流れてくる。帰ったら、風呂だ、飯だ。ほら、家の灯りが見えてきた。



新時代のビジネスモデル「協同組合Masters」。

1カ月前ほどのニュースだが、こんな内容だった。宮崎県の建設会社が手掛けるパン屋さんは、今や行列ができる店にまで成長した。パン屋は07年9月にオープンして、1年で売上高は6000万円を稼ぐ。な〜るほど、思い切った異業種への進出ですね。

ところで、親会社の建設会社は、1961年創業で売上高55億円。歴史も売上げも立派なものです。しかしながら、宮崎県の建設事業は、93年度から06年度で工事費は45%減となったが、業者数は8%減に過ぎない。今の土木建設業界は公共工事の減少にも関わらず、まだまだ業者の数が多すぎるのですね。やがて選別されるべき時期に備えて、生き残るのに、どの会社も必死かもしれません。

小さなパイを大人数で取り合う構造に嫌気をさして、異業種に目を向けるのもいいでしょう。パン屋は極端な例にしても、建築業や土建屋など各業者は、本業以外にも農業など新たな事業展開を模索し始めていますね。

どの地方においても土木建築の業者は、地域間で情報を交換しにくい状況にあります。たとえば発注機関で左右される入札制度によって、同じ地域にいながら、どんな業者がどんな方法で仕事をしているのが把握できないのが現状ですね。まして、小さな業者ですら、ISOなど環境保護への対応を求められたり、人員確保や会社存続のためには人材を育てなければならない。これは大変です。

様々の情報を得るにはどうすればいいのか。それは同業者で、ネットワークを作るのが一番です。それに企業の存続のためには、まずは本業でしっかりと土台を作る必要があります。ここに、土木と建築の技術を融合化させるために、建築学会や土木学会、そして行政にまで提案する業者間の集まり、「協同組合Masters」があります。そんな業者の方、ぜひサイトをのぞいてみてね。
サイトは、こちらです。http://www.masters.coop/