すんごい人出、奈良の正倉院展。


招待券をもらったので、奈良国立博物館へ足を運びました。ま、たまには天平文化に触れるのもいいかな、と。奈良公園に入り、博物館の方に向かう。なんか人が多いねと、妻と話しをしながら。人が多いけど、鹿さんは少ないねと。博物館の前に、テントが張ってある。何だろうと思いつつ、着いた。

ガーン、すごい行列。しょうがないから並ぼうか。今日は平日のはずなのに。行列は、少しずつ動いている。まだまだ先は長い。そんなんで、入るまで20分。平日で20分だったら、休日はどうなるんだい。

ようやく館内に入った。もう人だらけ。展示室に入る。展示コーナーに群がる人は、まるで沢山の蟻が砂糖の塊にかじりついているよう。見ているだけで、なんか気分が悪くなりそうな雰囲気。お宝も、人混みを通して、チラッチラッとしか見えない。

車椅子の人も何人かいらっしゃる。この人混みでは、とても展示ケースに近づけない様子。かわいそう。それに、車椅子の人からの目線では、展示位置が少し高すぎるのではないか。これでは、見えないぞ。奈良国立博物館だけでなく、全国の博物館、展示館などは、どんな方にも気持ちよく見ていただける方法を、もう少し考えるべきではないだろうか、などと。

ちなみに私たちが入館した午後2時前後が、一番混雑していたみたい。午後6時に閉館になるから、その30分前までに入ればいいのかも。金曜、土曜、日曜は、午後7時に閉館です。お出掛けの人は、混雑を覚悟の上で、どうぞ。10日まですから。あ〜すごかった。人ですよ、人、人、人が。展示品、よく見られなかった。残念。


妻の買物中も、駐車場の車中で待つ旦那。

奈良へ引っ越してきてから、ふとしたことで知り合った妻のお友達。ずっと年上なんですが、すんごいお話好きで妻とは、散歩中のワンちゃんを通してのお付き合い。

家同士は離れていますが、散歩の折にどんどん親しくなった様子。その方は、自動車の免許を持っていない。つまり、車が運転できない。

で、ある時に、買物の話しになって、一緒に買物に行きたいという話しになった。その方は、免許がないので、普段は車を運転するご主人と買い物に行く。ご主人はとっくの昔に定年退職されて、いまは悠々自適の生活。でも、なんで一緒に行きたいの。変なの。

そして先日、妻はその方と、時間を合わせて買物に行きました。それはそれで普通のこと。なんせ二人ともおばさんですから、何の違和感もない。妻は、そのお友達に聞いた。ご主人と買物をされるときは、どうするんですか、と。すると、私が買物中は、車の中でずーっと待っているとのこと。そりゃ〜、待たれていると思うと、落ち着いて買い物できませんよね。それに、車の中で、何をしているんだろう。本でも読んでいるのかな。

よくスーパーの駐車場で、エンジンを掛けたままで長〜く停まっている車がある。それは、旦那が車の中で奥さんの買物が終わるのを待っていたんだ。なるほど。一緒に買物をすればいいのに。歳を重ねると、そんなことが億劫になるのかな。好奇心が少ないと、ボケる確率は高くなるんだけどな。皆さんの、故郷のご両親は、そんなことになっていませんか。