スカッとする広場、飛火野。


浮御堂を後にして飛火野へ。ここは芝生が生えているただの原っぱなんですが、天気のいい日はスコーンとして、とっても気持ちのいい場所。

ちょっと高台になっていて、森なんかが下に見える。すこーし紅葉が始まっていますね。ふと見ると、イーゼルを立ててキャンバスに絵を描いている人がチラホラ。そんな気持ちにさせるものが飛火野にはあるんですね。

ここにも鹿はいっぱいいます。陸が近づくと、みんなが警戒の目。それでも鹿たちは草を食べている。そして、みんながいつの間にかお尻をこっちに向けている。気配を感じたら、いつでもサッと逃げる体勢かも。

向こうから列を成して鹿がやってくる。陸の前で、ピタッと止まる。はい、陸。ここはじゃま。通してあげようよ。こっちへ行くよ。まだ、ハッハ、ハッハと追いかけたそう。本当は、飛火野で陸を思いっきり走らせたかったんだけど、こりゃ〜ダメだ。鹿に突進するから。

原っぱの中の、何本かの木立がちょっと色づいている。2年前にも春日大社の帰りに、ちらっと立ち寄ったけど、こんなに飛火野を歩いたのは、高校の遠足以来かも。ほぼ40年ぶり。その時と変わらない景色のはず。いい場所です。鹿の糞はいっぱい落ちているけど。りっちゃん、いっぱい踏んだでしょ。




一戸建て、3780万円なり。

近所に、未だに新築一戸建てと大書された幟が敷地内にはためいている、そんな一戸建てがある。私が奈良へ引っ越してきたのは5カ月前。その当時から全く同じ状態が続く。

偶然、インターネットでその物件を見つけました。価格は、4980万円。まあ、そんなものだろうなと。すると最近、妻が、あそこの住宅はしょっちゅうチラシに載っているよ、と言う。どれどれ、チラシを見ると価格はなんと3780万円。完成日は4月となっている。

なるほど、半年の間に、1200万円値下がったのだ。2割以上の下落ですね。最近の土日は、車が止まって、家にも電気が付いています。不動産売買業者によるオープンハウスですね。さ〜て、売れるかな。

10数年前の東京で、不動産のチラシを見ていると、同じ物件が1カ月後には200万円下げ、次の1カ月でまた200万円下がり、やはり半年で1000万円くらい値下がっている物件がよく見られました。販売業者も、次々と変わっていました。なるほど、業者はたらい回しにして売っているのですね。

この3780万円の一戸建て、今の時期だけチラシなどによって集中的に営業を掛けているのでしょう。売れなかったら1カ月後には、さらに200万円値下がるのかな。それとも、この辺で入居者が決まるのか。結果は、乞うご期待です。