陸君を連れて、公園デビュー。


奈良へ引っ越してきて、はじめて陸君を車に乗せての外出です。目指す目的地はもちろん奈良公園。一度、鹿さんとご対面させようということで。

久しぶりの車での移動、興奮しています。ハッハ、ハッハと息を荒げながら、移り変わる景色を楽しんでいる。いちおう、お座りしている。今回は、大丈夫かな〜と。20分ちょっとで、奈良市街の中心部へ。

妻が叫ぶ。あっ陸、ダメ。あ〜あ、ゲロしちゃった。もう2〜3分で駐車場だったのにね。ま、よく我慢しました。さて、駐車場に到着。私は、陸を妻に任せて、タバコを一服。奈良公園では、タバコは厳禁ですから。

見ていると、陸は妻をグイグイ引っ張って、猿沢池の方に向かう。私は、あわてて追いかける。池のそばに、角を切られた大きな鹿がいました。陸が初めて目にする鹿です。さて、どうするか。

腰を落として鹿の方にどんどん近づいていく。鹿は、じっとこちらを見たまま動かない。陸はさらに近づく。そこで鹿はくるり向きを変えて逃げちゃった。へえ〜、絶対に陸がたじろぐと思ったのに、恐れ知らずなんだ。


微妙な、ミクシィの年賀状サービス。

日本郵政グループがミクシィと提携して、年賀状サービスを開始するらしい。住所や本名、メールアドレスを知らないマイミクさんに、年賀状を届けるサービスだとか。

年賀状といえば、友達や親戚や仕事上の取引先に出すものである。当然、人ならばその顔も思い浮かぶであろうし、究極のアナログ手段だ。実際に受け取ると、印刷であろうと、手作りであろうと、その人となりがなんとなく伝わってきて、独特の暖かみがあるものだ。

私も、ミクシィには入っている。もちろん、数十人のマイミクさんはいる。しかし、コメントとやりとりも少しはある。しかし、本当に親しいマイミクさんは、実際に会ったり、住所の交換もしている。その人達とは、手紙のやりとりもある。

さて、いきなり年賀状を送りたいとするならば、相手の承認が必要とはいえ、相手は住所をミクシィ及び日本郵政グループに公開することとなる。なにか、うさん臭さを感じるのだが。さらに標準価格は1通当たり98円ときたもんだ。高いよね。

私が顔の知らないマイミクさんから、年賀状を出したいと言われたら、もちろんお断りするつもり。変に住所や本名を第三者に知らせたくないもの。それに年賀状を出したいとするならば、当人同士でやりとりすればいいのである。やはり、うさん臭い。ミクシィ入会者の、どれほどの人が、このサービスを利用するか、しらけた目で注目しましょ。