おいしい色、いろいろ。


秋の味覚が、ふんだんに出てきました。一番左は、わかるでしょうか。アケビ。去年、大分で数十年ぶりに見た。妻が、買っていました。今年も、また登場。こうしてみると、ユニークな形です。ガバッと食べて、種の廻りにある甘い果肉を口の中でこそげ取り、大量にある種をペペペッと吐き出す。種の飲み込みにご用心。

本当はザクロもあったんだけど、あんまり珍しいので数日眺めていた。数粒ほどかじっただけで、いつの間にか、真っ赤な汁が出て、痛んでしまった。惜しかった。独特の酸味で、懐かしい味がした。

ところで、ザクロとアケビは、道の駅、大和路へぐりのくまがしステーションで妻が買ってきた。続いては、梨。ご近所からの、いただきものです。こういうのって、うれしい。

イチジクと柿も、道の駅で買ったもの。イチジクも妻はよく買うが、買うたびにだんだんと甘みが増しているような。ジャムもたっぷり作ってあります。奈良は柿の名産地。子供の頃は、いっぱい食べたよね。この時期、おやつといえば柿だった。特に好きだったのは、でっかいずくし柿。最初は渋柿なんだけど、熟して柔らかくなると、とたんに甘くなる。これをずるずると食べたものだった。

最後は、ぶどう。岡山から送ってもらったのが、まだあったっけ。半分だけ食べて、残りはジュースに。またこれがおいしいんだな。水一滴も加えない100%天然。贅沢だね。日本の秋は多彩。バナナダイエットもいいけれど、日本の旬の味覚を味わう方が、きれいになると思うんだけど。


スーパーのトレイを、買物台で捨てる人々。

友人があるスーパーで見た光景だった。友達二人と店内で買物をし、カートをひとつにして、ひとりはレジへ。その友人は、買物カゴから袋に詰める買物台コーナーで待っていた。そしてお買い上げ品を袋に詰めているお客さんを何気なく眺めていたら、驚きの光景が。

直ぐ横のカップルが不思議な動きをしていた。発泡スチロールのトレイを次々に開封しては、備え付けのビニール袋に、開封した生肉を次々に詰め込んでいる。そして、空いたトレイをすべてゴミ箱に捨て去り、立ち去ったとか。

凄いことをする人がいるんだ。と感心したとか。私も話しを聞いてびっくり。で、その友人は、コーナーのゴミ箱をのぞいてみると、なんとトレイがぎっしりと詰め込まれていたそうな。これには、もっとびっくり。同じことをしている人が、いっぱいいるわけなんだ。

今や、ゴミの分別やらゴミ出しが面倒なことも分かるけど、ちょっとやり過ぎじゃないかと思ってしまう。そういえば、東京に住んでいたとき、朝の通勤時に、駅前通りにあるコンビニのゴミ箱からはゴミがはみ出ていた。通勤客がみんな、コンビニのゴミ箱に家庭ゴミを捨てていく。いやはや。

いっそ、スーパーもトレイで商品棚に置くのではなく、対面販売で、肉などは昔ながらの竹の皮に包んで、トレイを使わない販売方法に切り替えたらどうでしょうか。日本人のマナーが下がっていることは、決して否定しませんが、売る方ももっとエココロを大切にする方法があるんじゃないかな。ねっ、スーパーさん。でも、こうしてみると、街の商店街の肉屋さんって、エコ的にはいいのかも。