10月1日、松屋で300円牛丼を食った。

目黒駅前を見渡してみると、松屋の牛丼が300円。いつもより80円も安い。ま、かつて牛肉のBSE騒ぎが始まる前は、どこの牛丼も280円だったのだから、それよりちょいと高いが。8日までの秋の感謝祭ということで、入ってやろうではないか。

あれ、運ばれてきた牛丼は、意外とタマネギが少ない。ま、いいか。さてさて、箸を。おっ、そうか、松屋は割り箸を止めたんだ。安っぽいプラスチックの箸ではあるが、資源のムダ使いをストップする心意気。いいではないか。

運ばれてきた牛丼を、さっそくプラスチックの箸でまずひとかき口に運ぶ。この箸だと、ちょっとご飯が滑りやすいかな。味、ま、こんなもんだろうけど、私は真っ赤な紅生姜、そして牛肉の上にパラパラと七味唐辛子を振りかける。

松屋って、ちょっと味が薄いんだよね。それなりの肉だから、本質の味も風味も薄い。それは仕方がないから、紅生姜と七味でごまかしちゃうんだけど。300円の牛丼に味噌汁も付いているから、決して文句はない。

紅生姜はおそらく中国産だろう。ホームページを見ても原材料の産地はわからない。メインの牛肉は、オーストラリア産かもしれないが。松屋も、メニューの材料の原産地を表示してくれたらもっと安心できるのだが、その辺を曖昧にするということは、やばいのかも。

ちなみに松屋って、奈良には3店舗しかない。私が1年前に住んでいた大分には、1店舗もなかった。東京はなんでもあるな〜。松屋の割り箸廃止は、大いに評価できますね。そういえば、30年くらい前の吉野家だって、確か塗りのお箸を使っていたはず。牛丼店や立ち食いそば屋が割り箸を止めたら、どれだけの木材が、ゴミとならないで済むのだろうか。それよりマイ箸を持ちなさい、という意見もあるが。