10月2日、東麻布商店街でバナナを発見。

と言っても、ここは東京都港区ですが。その小さな商店街の八百屋さんでバナナを発見しました。今バナナダイエットが人気だとかで、奈良のスーパーですが、果物売場のバナナが置かれているであろうケースは空っぽ。ところが街の八百屋さんは穴場かもしれませんね。欲しい人はお近くの、小さな八百屋さんか果物屋さんを探してみると、いいかもね。

しかし東京という所は、どこに行っても必ずビル建築に出くわす。相変わらず成長し続ける都市ですね。なんで東京って魅力があるんだろう。それは仕事があるから。人が多いから。だから、人が人を呼ぶ。だから、際限がない。私は53歳での結婚を機に、東京とおさらばしました。

大分に1年住んで、生まれ故郷の奈良に帰って4カ月。地方に住むと生活は苦しいが、心に余裕が持てるものだ。たとえば、大分には銭湯のような天然温泉の風呂屋がいっぱいある。私も一度しか、行ったことがないんだけど。おひとり380円で、のびのびと温泉が楽しめるのだ。それも市内の至る所で。大分なら、地下の1000メートルくらいまで掘ると、温泉が湧き出るから。本当に、温泉はいい。別府や、湯布院に行かなくても、温泉は身近で楽しめる。

奈良は、残念ながら海はない。住宅街の隣で、今は稲穂がたわわに頭を垂れている。畑だって、結構あって、耕作放棄農地は、奈良ではそんなに見あたらない。海がない分、人々は農作物をしっかりと作っている。道の駅なんかに農作物がふんだんに並べられ、人が次々に購入していく。いい光景です。

ところでバナナが売っている東麻布の商店街。小さな商店街って、なんだか人間味があって、これもいい感じ。地方の商店街はシャッター通りになっちゃって、寂れるばかり。郊外のショッピングモールに人も車も集まるけれど、大きすぎてなんだか味気ない。がんばれ小さな商店街。