妻の散歩と、栗林。


ちょっと前のことだが、妻はいつも通りに陸と朝の散歩に出掛けた。その散歩コースに栗林がある。持ち主と見えるご主人が栗を落としていたそうな。妻は、その栗はどうされますか。販売されているのですか。と聞いた。

するとご主人は、自分の家と、近所に配る分を除いて、50キロほどは販売すると。もう30キロ分は予約が入っているらしい。今、予約できますかと、妻が言うと、家にいる家内が管理をしていて、自分は栗を落とすだけだ、と言った。

家の場所を聞いて、その日の昼過ぎに、改めて妻は出掛けた。予約を完了した妻は、帰るなり、いい奥さんで、野菜なんかも売っているんだって。栗の渋皮煮の作り方も、作ったことがないというので、簡単に教えたあげたよ。春には筍もあるんだって、と。

そして、手には袋を提げている。旅行前だから、買うはずがないのに。袋の中には、10粒ほどの栗と、茄子が5本ほど、入っていた。これ、もらったの。なるほど。

そして、旅行から帰った妻は、さっそく栗をその農家にいって栗を購入。大量の栗を剥きおえた。その栗を茹でた妻は、柔らかくって、甘みがあって、とてもおいしいと。なにより、誰が、どこで、栗を育てているか、作り手の顔がしっかりとわかっている。だから安心。栗林が、近くにあるって、いいですね。さすが、奈良だわ。

もし、近所に栗林があって、栗を落としている人を見かけたら、たずねてみましょう。その栗は販売されているのですか、と。産地も、作り手もしっかりと確認でき、こんなに安心できる食品は、他にないですよ。



世論調査結果。民主党は、自民党を超えられない。

それが朝日新聞が、麻生内閣誕生後の9月24日と25日に実施した世論調査の結果でした。衆議院比例区にどの党に投票しますか、と言う質問に対して、自民党に投票が36%、民主党が32%。と言う結果でした。

比例区民主党は、自民党を5%以上上回らないと、衆議院選挙には勝てません。なんといっても、自民党には公明党が付いているからです。ちなみに、比例区はどの党に投票で、公明党は4%だった。たぶん、実際の選挙になると、公明党は10%を軽く超えてきます。その辺が、公明党の恐ろしいところ。自民党も今となっては手を切れない。いやはや。

別に私は、民主党に肩入れしているわけでもありませんが、私が肩入れしたいのは、ほぼ拮抗した2大政党が、お互いにしのぎを削ること。自民党には自民党の良さがあり、民主党には民主党の良さがある。

今回は、自民党の福田さんがあっさりと退陣して、政局が混迷している。じゃー、今度は民主党に政権をゆだねてお手並み拝見。もしそれで悪けりゃ、今度は自民党が政権を担ったらいい。民主党は、しっかりと反省すべき点を見直し、次回に備える。

でも、なかなかそうはいかないんですね。たまたま昨年の参議院選挙では、民主党がうまくいって過半数を獲得したけど、衆議院選挙はそうはいかないんですね。アメリカの共和党民主党のように、日本も拮抗した2大政党が理想なんですが。でも、なんで、自民党がまだ人気を維持できているのか不思議。少なくとも私は、麻生太郎首相が嫌いです。日本の顔としたら、やだなー。