猫の殿の、お気に入り場所。


最近、殿が決まってゴロンとする場所がある。私たちが主に、テレビを見る和室。その後方にちゃぶ台じゃないけど小さなテーブルの上に、カバー付きの毛布が畳んで置かれている。

9月の中旬ぐらいから、殿がその場所に寝そべるようになった。なるほど、考えてみれば、その頃から少しずつ涼しくなったっけ。

そしてお腹を出したり、反り返ったように寝ていたのが、段々と丸くなって寝るようになった。フカフカとしたものを好むようになった。猫の寝姿に、秋の深まりを感じる、なんてね。

今日の午後は、雷がゴロゴロと鳴り響いたが、殿は毛布の上で、ひたすら惰眠をむさぼるだけ。コワイから寝ていたわけでもなさそうだ。

誰かが、猫がのんびりしている家は、その家族が穏やかに暮らしているからなんだ。と言っているのを聞いたことがある。確かに、殿は、日々のんびり。我が家も穏やかでありたいものです。



中国製あんで、2人の従業員が嘔吐。

中国製毒入りギョーザにはじまり、中国産汚染米の大騒動中に、今度は中国製あんで嘔吐の新聞記事が昨日の夕刊にあった。まったく、もう〜。という感じだ。

中国製のあんこの異臭に気付いた菓子製造業の従業員が、そのあんこを食べてみたところ、5分後に嘔吐したという。恐ろしい事件だ。とりあえず流通は食い止めたかに見えるが、次の犠牲が出ないことを祈るしかない。

いまや量販店で販売される和菓子の9割は輸入あんを使っている。国産の小豆も、沖縄の黒糖も、とても高価だ。しかし小豆を輸入すると関税は400%。しかし、調整品のあんこで輸入すると関税は23.8%。

たとえば砂糖にしたって輸入すると関税は379%。しかし砂糖の中に水飴の成分ソルビトールを17%使ったソルビトール調整糖NSS-17を輸入すれば、関税はわずか30%ですむ。そんな調整糖を使った食材は大量に普及している。

今や量販店やスーパー販売を当てにするどのメーカーも、安さにしのぎを削っている。となれば、より安価な食材、原材料に頼るばかりだ。ましてや、スーパーで売られている和菓子など、原材料表示はあっても、そのあんが、どこの材料を使っているか、どこで製造されたかなんて、表示する義務もない。

だからこそ、和菓子メーカーは、しっかりと情報を開示してください。その材料は、誰が、いつ、どこで、どのように作ったのか。私たちが安心して日々食べることができるように。産地擬装などしたら、許しませんよ。

などと書いて、アップしようとしたら、今日の新聞で、丸大食品がメラミン混入の中国汚染牛乳を原料に使用した商品を販売したという。スーパーや業者は回収に追われているらしい。またか。冷凍食品、加工食品、怪しい菓子類は、ヤバイということだ。地場の食材を使い家庭で手作り。これが一番安全です。