カレーを、食べ終わって。

この日のカレーは、その前日からコトコト煮込んでいた。だってカレーは2日目がおいしいもん。そんなわけで、おいしかった。なんというのか、とげとげしさが消えて、辛いんだけど味がまろやかになります。もちろん完食。

さて、食べ終わった私のお皿ですが、きれいでしょ。カレーを食べるときは、左にルーを、右にごはんが来るように置く。右のご飯を、だんだんとルーの方に押し寄せながら食べるのです。そうすれば、おいしいルーも、できる限り、余すことなくいただけるってわけ。

カレー屋さんで食べるときも、同じ方法です。以前食べたら、お皿を見て感心されたっけ。我が家での私は、カレーに限らず、出されたものは、きれいに食べ尽くす。もちろん茶碗に1粒のご飯粒も残しません。お米を作った人、野菜や肉を育てた人、なにより料理をした人に、最大の敬意を、感謝を払いたいから。

でも、妻のお皿や器は、結構食べ物カスが残っている。ま、作っているのが妻だから、いいのか。できるだけ、きれいに食べるようにと、時々言いますが。ね、台所の流しにゴミだってたまるでしょ。

カップ麺のコマーシャルで、完食こそ究極のエコだ、のようなのがありましたっけ。カップ麺のつゆって、添加物がてんこ盛りだから、あまりお勧めできないけど。私としては、詳しい作法などは知りませんが、美しく食べ終わること。それがエコであり、私の礼儀かな。食べ物を粗末にしては、いけませんよ。


また大阪か、こんどは中国産タケノコの産地擬装。


大阪の食品会社、丸共が、中国産のタケノコ水煮を国産と偽って製品化していた。それもここ1年で140万袋に上り、堂々とスーパーで販売されていたという。いったい、どこのスーパーで売ったのか。名乗りを上げろい。

国産タケノコとなれば、中国産の数倍割高なはず。この会社はしこたま儲けたことでしょう。だまされた消費者は、ただただバカを見る。呆れますね。この商品を販売したスーパーは、ちゃんと対応してくださいね。知らなかったじゃすまされない。

メタミドホスで汚染された輸入米を食品として流通させたのも大阪の三笠フーズだし。その前は、大阪の船場、吉兆が賞味期限の改ざんなどを行ったっけ。大阪の食品関連会社は、もう信用できないのかも。大阪は商売の街。しかし、いつからこんなにモラルが下がったのか。橋下知事、なんとかしてくださいよ。大阪の信用が失墜していますよ。

スーパーでパッケージに国産と表示していても、それは怪しいということ。じゃーどうすればいいのか。タケノコ水煮は、国産の旬のタケノコが出回ったときに買って、ご家庭で水煮にしておくのが一番安全。自分の目で原材料をしっかりと確認して、自分たちで調理する。これがベストです。

もう食品パッケージ表示の国産は、あてになりません。タケノコをはじめとした中国からの輸入食材は、まだまだ大量に倉庫に眠っているはず。それがもったいないからと、徐々に市場に出回ってきます。擬装され、あるいは形を変えて加工食品として、知らず知らずのうちにこっそりと売場に並んでいるのかも。安全ならばいいんですけど。でも私たちは地産地消で、地場の食品を目で確認して、手にとってから購入しましょうか。