昼はツクツクボウシ、夜はこおろぎ。

高の原駅のバス乗り場を歩いていると、バタバタと蝉が飛び去る音がした。そうかまだ蝉は元気だった。わずかな樹木帯でツクツクボウシが懸命に鳴いています。

そろそろ夏の終わりかな。もう9月だもんね。最近はちょっと残暑がぶり返している感じ。それでも夜は涼しく、我が家のエアコンはずーっと止めたまま。夜は夜でスイッチョ、スイッチョ、ギース、ギース。秋の虫が賑やかに。

皆さんには、夏バテを感じている人もおられるのでしょう。妻は少し疲れ気味。自分で軽い夏バテかもと言っている。長期予報では、9月は残暑が厳しいと。もうすぐで、すっきりした秋が訪れることでしょう。あとひと頑張りです。

散歩の時も、稲穂が段々と垂れ下がってきて、実りが段々と膨らんでいる。小さな実りを見ていると、なぜかうれしくなる。がんばれお米、がんばれ日本の農業です。

それにしても、昨日は何だ。途中で放り投げる福田総理総裁。もう自民党に任せておけない、と思うのは私だけでしょうか。とっとと衆議院解散して、総選挙やったらどう。CHANGEじゃないけど、辞任に追い込まれた総理の木村拓哉、違う、朝倉啓太が衆議院を解散して、総選挙を行うあのドラマがだぶります。皆さん、投票には行きましょうね。政治もにわかに賑やかだ。


教員不正合格、本当に大分県だけか。

昨日から2学期が始まり、大分県の教育現場では、混乱が起きている模様だ。突然、担任が消えた、と。教員採用試験の得点改ざんにより、不正に合格した教員の採用を取り消すことにした大分県教育委員会の記事が、多くの新聞に書かれた。教員の不正合格は、本当に大分だけなのか。それが私の単純な疑問だ。怪しい事例は、各都道府県にもあるはず。それに関わった関係者は、ただ嵐が通り過ぎるのを待っているのか。そんな気がする。

それらの事件は簡単に言えばコネ。そんなものは、昔からあります。就職に、ビジネスに、どこにでもあります。あの人の知り合いだから、または、あの人の子供だから、血を受け継いだ技量を発揮してくれるであろう。そういう期待を込めてのことだと思いたい。しかし、それにかこつけて金品を送ったり受け取るのは、間違ったこと。

不正採用された学校長の子息は、試験得点のかさ上げをしなくても、受かったかもしれない。親が、余計なことをした、というのが実感です。いわゆる親バカですね。そういう風潮が昔からあったということです。だから、大分以外の都道府県でも、あったことでしょう。

教員の資質を判断するのは、誰に対しても平等であるべきです。でも、生まれながらの資質を持った人もいるのです。たとえば、教員の血、というものが。血は大事です。絵描きの血。パン職人の血。百姓の血。さらに、政治家の血だってあるのです。

だって、政治家にも二世議員はいっぱいいるでしょう。突然辞めちゃったけど今の福田さん、前の安倍さん、その前の小泉さんもそうです。ただ、この人たちは、公明正大な選挙で立派に選ばれた。地盤、看板、鞄、もあるでしょうけど、選挙民が選んだのだから、だれも文句は言えないはずです。言う人もあるけど。

だから教員の血を信じれば良かったのに。それだけでは不安で、コネを付けて金品を送っちゃった。親バカで、愚かな親です。むろん、必ずしも血、資質が順調に受け継がれるとは限りませんが、確率的に高いというだけです。ま、なにより、その職に携わった親の背中を見て育っているわけですから。だから、そんな仕事は嫌だという人もいますが。

教員の血は、大いに結構です。また、その血を新しいアイデアや教育法で圧倒するような、全く違った血が表れることも大歓迎。血は、切磋琢磨して新しい可能性を探るのです。そう、かつて海の中で漂っていたプランクトンが、魚となり、地上に這い上がり、陸上生物となって、さらなる進化を遂げたように。あっ、途方もない話しか。


いやあ、びっくりしたな、突然の福田総理辞任表明。

せっかく人が楽しくテレビを見ているのに、突然に緊急ニュース、福田首相辞意表明が割り込んでくるんだもん。その番組、途中で切れたまま。どうしてくれるんだい。テレビ大阪は、そんないいかげんな番組しか作ってなかったのかい。あ、テレビ東京かも。

そんなんで福田総理辞任の記者会見が、ライブでテレビから流れた。NHKをはじめどこのチャンネルも福田総理の記者会見ばっかり。これだからテレビはバカなんだよね。

会見では、なんだかんだと言ってるけど、要は1国の総理総裁が途中で放り投げたということ。安倍さんにしろ、福田さんにしろ、1年ほどしか持たなかったわけで。そんなんで、私が3番目に嫌いな政党の自民党は、大丈夫なのかい。1番嫌いな政党の公明党から、いろいろと注文を付けられて、嫌になったのかもしれない。

私が自民党のキライな理由のひとつは、1番嫌いな公明党とくっついていることで、いい加減に手を切ればいいと思う。その方が、自民党らしい政治ができることだろうに。

こうなれば、とっとと衆議院を解散して、3番目に嫌いな自民党は、4番目に嫌いな民主党と、政権争いをすればいいのだ。3番目に嫌いな自民党が1番嫌いな公明党選挙協力をやるようじゃ、むしろ4番目に嫌いな民主党が政権を取った方がいいと思ってしまう。ま、一度、民主党にやらせてみればいいじゃないかと。

いまやワーキングプアとか、日雇い派遣とかが、社会問題になって、犯罪にも結びつきそうな危険な事態だ。中小企業でも、安い労働力の外国人留学生を受け入れて、労働力を安く利用することになれてしまっている。この前、友人の故郷、三重県鈴鹿市に一緒におじゃましたが、スーパーとかはブラジル人かわからぬが言葉が通じない人たちがいっぱいで、ここが日本かというより、心底不安を覚える場所となっていた。こんな場所には住みたくないと、実感した。

今、いたるところで日本が崩れている。治安にも不安がある。そして不景気だ。さらに、食品などの物価は徐々に上昇している。はっきり言って、お先真っ暗。それが、今の日本だ。いずれ衆議院解散総選挙があるでしょう。このブログを読んでいる皆さん、選挙の棄権は絶対いけません。できる限り、投票しましょう。ま、私は次々に首相が変わる自民党よりは、一度、民主党にやらせてみようかな、って口かな。あ〜あ、情けない政治です。それにしても、テレビ東京、見損ねた番組どうしてくれるんだい。再放送あったとしても、もう見る気もせんが。テレビなんか、所詮、しょうもない番組ばかりだから。見るんじゃなかった。