みんな、楽しそうに踊ってるね〜。バサラ祭り in 奈良。

バサラ祭

8月30日と31日に開催されたバサラ祭り、西大寺駅南口の会場に行ってきました。自宅から、妻と陸と3人で。正確には2人と1匹。今日は久々の快晴、よかったですね〜。ちょっと道のりはあったのですが、徒歩で。昔懐かしの伏見中学校の横を通り過ぎて。ギシギシと音を立てた木造校舎は、とっくの昔になくなって、白い校舎に。なんせ40年も前ですから。

グラウンドの横当たりから、遠くの方でなにか音楽が聞こえてくると妻が。バサラ祭りです。駅に近づくほど音は大きくなり、いよいよ会場に到着。駅前通り、道の両側に並ぶ見物客の真ん中で、お揃いの衣装で踊るバサラ人、さらに出番を待つバサラ人が、ずーと出番を待って、では演舞が始まっている。

バサラ、婆裟羅で辞書を引くと、遠慮なく、勝手に振る舞うことや、その様子。はでに見栄を張ること。お祭りには、ピッタリのパフォーマンスですね。そして、このバサラ祭りでは、みんながかっこいいいい衣装。独特な振り付けで、なかなか粋ではありませんか。

この奈良のバサラ祭りは、まだ10年目とか。見るだけでなく、飛び入りの参加もできるとか。一応、直前の振り付け特訓があるらしいですが。ま、ともかく、エネルギッシュで、弾けて輝いて。みんな楽しそうに踊ってるね〜、です。先日、奈良であった燈花会も、500円で蝋燭を買って、自分で火を灯すことができる。見るのも楽しいですが、参加するのはもっと楽しいだろうな。

そういえば、奈良へ来る前の大分で、佐伯市宇目の炭つけ祭が、人出が足りないために開催が危ぶまれている、というニュースがありました。祭があると、人は活き活きして元気になれます。祭が失われると、その地域の活力も失われますよ。奈良のバサラ祭りや燈花会ようにまだ10年で育ちつつある祭もある。町おこし村おこしで元気を呼び込むには、やはり誰もが参加でき、見ても楽しいお祭ですね。