妻が、今晩はご飯作りたくない。

と、言った。このところ、私の母の病院での付き添い。また、新しい土地、奈良での生活。その環境での対応で、ちょっとストレスが溜まったのかもしれません。じゃーどっかに食べに行こう。何が食べたい、と私。和食系かな、と妻。この前、誕生日の時に行った寿司屋へ行こうか、と私。あそこは高いから。ほら、この前、通った道沿いに回転寿司があったでしょ。あそこは、岡山にも同じ店があったから、そこでいい、と。

で、店に着きました。パッと見て、ガーラガラ。岡山では、いつもいっぱいだったのに、と妻。でも、なぜかカップルが、待合室に1組。店内にはいると、カウンターでよろしければ、直ぐにも、と。私たちは、誰も座っていないカウンター席に着きました。見回すと、奥のコーナー席は、すべて客でいっぱい。変なの。

とりあえず私はビール。妻は茶碗蒸し。さーて、食べますか。目の前を、ウニョウニョウニョと皿にのった寿司が動いていきます。そりゃ〜回転寿司だもんね。目の前は、右から左へ。そのちょっと一段上がったレーンは左から右へ、ウニョウニョウニョ。パッと、皿を取る。食べながら、妻と、ボソッボソッとお話。どうも、目の前で動く物が気になる。ウニョウニョウニョと、寿司は動くが、その皿の先頭に、ポップのような物があって、写真でこのネタはなんだかんだで、値段はいくらで、と書いてある。気になります。普段、食事の時は眼鏡を外して食べる私も、眼鏡を掛けざるを得ない。必死に通り過ぎるポップを読む。

ネタはそんなに悪くはない。シャリはちょっと固めかな。ここは、ネタによって皿の色が違って、100円ちょっとから、最高は500円くらいまで。中にはまな板にのった、大トロまである。うーん、難しい。眼鏡を掛けて、ウニョウニョウニョと動いてくる皿を待ちながら、周囲を見回す。わっ、いつの間にかカウンター席もいっぱい。妻曰く、ここはありがちな100円均一の回転寿司と違って、ネタもおいしいからと。確かに、その通りだが。相変わらず目の前を、ウニョウニョウニョと寿司が通り過ぎる。動く物は、つい目で追ってしまう。しかも、上りと下りの往復でウニョウニョウニョ。なるほど、先ほどのカップルは、ボックス席の空くのを待っていたわけだ。

私も回転寿司は何度も行ったことがある。動く寿司は、全然気にならなかったはずなのに。目の前を、ウニョウニョウニョ。寿司は好きなんだけど、私は6皿でストップ。まあよく食った方だ。100円回転寿司なら、4〜5皿が限度だったから。皿に乗った寿司がウニョウニョウニョ。しかも上りと下りで、ウニョウニョウニョ。夢に出てきそう。



親友だと思っていた人から、突然マルチ商法勧誘の話しが。

お姉さんのように優しく親しみがあって、自分のくだらないグチや、苦労話を親身に聞いてくれた人がいます。その人は、商品販売の営業をしていて、サプリメントとかを買ったことがある。ところが、今度はいい商品があって、ぜひこの会場に来てくれと頼みます。

さて、あなたは、どうしますか。このマルチ商法のお姉さんは、大事なお友達です。親身になってくれた、親友です。結局、断り切れない人が、大半ですよね。断ったら大切な友達を失うことになる。しかし将来的に付き合ってプラスになるのか、ならないのかも判断材料ですよね。

そんな誘いをする人には、その人が勧誘によって利益を得るのか、サラリと聞いてみましょう。そんなことはない、というのであればきっぱり断りましょう。理由は、それなら行く必要もないから、と。そして、あなたがそれでいくらかの稼ぎになるのなら行ってもいいんだけど、とも言います。

正直に、一人千円もらえるの、という人もいます。その人には、都合が悪くっていけないから、と千円を渡します。それは受け取れない、と断る人には、もうそんな誘いをしないでと、きっぱり言うことができます。たぶん、この人とはそれまででしょう。

渡したお金を受け取る人には、次回の誘いは、今はお金の余裕がないので、と断れます。勧誘は所詮商売で、お金が関わってきます。いくら親しい友達でも、お金の話しになるともうダメですよね。損得勘定でのお付き合いだったら、ごめんこうむりたい。これはちょっと聞いた話ですが、こんなことは至る所にころがっているのかも。