何でこんなゴミが、灰皿に。

3連敗した、オリンピック代表日本男子サッカー。

ナイジェリア戦に負けて、男子サッカーU23は1次予選敗退が決まりました。オーバーエージなしでは、到底敵いっこない、と思っていましたが、やっぱり。さらにさらにテンションの下がったオランダ戦もPKの失点で負けて3連敗。

オーバーエージが入れば、出られない選手がいることで確かに、かわいそうですが。しかし、仮に大久保や遠藤が入って、一緒に練習して、試合に出ることで選手たちのレベルが上がるはずなんです。

同じようなレベルの選手同士で練習をしても、技術はなかなか上がらない。数段上のレベルと、何度も何度も手合わせをしてこそ、レベルは上がるというもの。それはスポーツに限らず、将棋や囲碁だって強い人と勝負することで鍛えられる。男子サッカーU23チーム、その上層部はくだらない意地を張って、選手レベルの向上機会を逃したんだと言えます。

試合を見ていると、中心の骨となる選手がいなかった。みんな選手はそれぞれに頑張ってはいるけど、レベルアップになっていない。かつての中田英寿のように、チームにカツを入れる選手がいない。良い子、良い子で練習して、いくらチームワークが良くっても、世界のレベルに並ぶことはできない。ましてや超えることは夢のまた夢。この3連敗で思い知ったはず。なによりも、U23それぞれの選手はもっと強くなって欲しかった。

サッカーにおいては、9月からワールドカップアジア最終予選がはじまります。その先を見据えても、U23世代の底上げを図らないと、予選での出場権獲得は困難でしょう。オリンピックは選手を磨き上げる、絶好の機会だったのに。次回からは、素直にお願いすれば、いいと思いますよ。フル代表も、U23も、U19も、お互いに意地を張らないで。





コンビニの出口から10メートルほど離れた場所に、この灰皿はあります。この灰皿の直ぐ後ろには、ビルがあり、ほぼビル内は禁煙の施設。目立たぬ場所で、愛煙家がこっそり吸う憩いの場所。

ま、こっそりといっても、ここでタバコを吸う人がいるから、目印になるのかな。そんな灰皿に、タバコの吸い殻ではない、アイスのポリパッケージが。非常識ですね。タバコを吸いながら、つい、何かを食べて捨ててしまったのか。子供がここに捨てたのか。直ぐそばにはコンビニのゴミ箱があるのに。

タバコの吸い殻のポイ捨てが目の敵にされて、都会や特定の施設周辺では喫煙禁止区域が拡がりつつあります。吸ったら罰金もね。しかしゴミや空き缶のポイ捨ては、どうして罰金にならないのでしょうか。日本人のゴミ捨てに対するマナーが崩れつつある現状を、何とかしなくては。

そういえば、郊外の寂れた駅で、ホームの下にペットボトルや空き缶がゴロゴロ転がっていた。誰かが捨てるから、また捨てる。その連鎖の結果です。今やゴミは資源。エネルギーとしても燃やせます。アルミや鉄の金属原材料は、値上がりが続くばかり。空き缶は貴重な資源材料。効率良くゴミを回収し、速やかに再資源にするシステムが出来上がりつつあるのに。ゴミに対する私たちのマナーが、再資源化を一番困難にしているのかも。

鉄やアルミニウムだけでなく、ペットボトル原材料や古紙の紙類も値上がりしています。ゴミは再資源化できるように、決まった場所に捨てましょうね。



1本取ってこそ、柔道の真骨頂。

オリンピック柔道、女子48キロ級の試合をテレビで見たんだけど、これってボクシングかい。グローブこそ付けていないけど、手を繰り出しては払い、そんなやりとりばっかり。

案の定、そんな柔道の日本女子選手は負けてしまいました。谷亮子さん、勝とうとするあまり、柔道を忘れてしまったのかな。

こんなのは柔道ではない。日本の柔道が、こうなったとしたら。勝ち負け以前に、試合がつまらない。なにより技で1本取るのが柔道のはず。試合を見た感動よりも、がっかりの方が多くなって、オリンピックならずとも柔道なんてもう見たくない、と思った。

かつて、ある学校の先生が柔道を見て、雑巾ダンスと軽口をたたいていたのを思い出す。きたな〜い雑巾のような柔道着を着て、組み合いながらあっちへ行き、こっちへ行き。それでも組み合って、技をかけたり、返したり、道着はきたな〜いけど、柔道はダイナミックなスポーツだった。

しかし、オリンピックの柔道も日程が進むうちに、1本勝ちで優勝する日本選手が次々に出た。男子66キロ級の内柴正人選手が縦四方固め。女子63キロ級で谷本歩実選手が内また。女子70キロ級で上野雅恵選手が朽ち木倒し。1本取って勝つって、見ていてスカッとする。これぞ柔道。1本取れない試合なんて、これからは両者負けにすればいいのに。効果や有効みたいな、せこいポイントはやめて。むろん指導や注意も、もちろんで。ド素人にも解りやすいダイナミックな試合で、1本取る柔道を見せてくださいな。