大阪、奈良、大分、暑さが違う。


昨日は岐阜県の多治見で39.0度。愛知県の東海で38.4度の、猛暑日だったそうな。40度を越えたら、激暑日。45度を越えたら、限暑日。50度を越えたら、死暑日。なんてね。50度を越えたら、生きていられないだろうから。奈良は36.3度。名古屋は37.7度。かつて名古屋に2年間住んだけど、そんなに暑かったっけ。今日も、どこかで新記録が出るかも。

ちなみにウィキペディアで最高気温を調べてみたら、世界では50度を突破している場所があるんですね。こりゃ大変だ。日本では、昨年の夏、同じく多治見と埼玉県熊谷で40.9度の記録が最高気温。8月16日だったから、今年記録更新なら確実に地球温暖化の証明となることでしょう。

ところで、話しは昨日の続きで大阪の暑さについて。歩いていて、確かに暑いんだけど、東京のように、辛い、カラダにきつい、ってことはない。それが時折吹く心地良い風。川のある景色が、そう感じさせるのかもしれない。

靱公園に行ってみた。アンツーカーのテニスコート。犬を散歩させる人々。公園の緑。その上からにょっきりそびえ立つビル群。都会の小さな箱庭で、涼む人がチラホラ。猫さんもいらっしゃる。中心部の公園は、どこも同じ。違うのは暑さの感じ方だけ。

そういえば、大分と奈良の暑さも違う。大分も暑かったが、エアコンはほとんど使わずにすんだ。一方、奈良では7月に入ってほとんどフル活動。窓の外は広い夏空にギラギラ輝く白い雲。大分では高台に登れば海が望めた。その気分が暑さの違いかもしれない。エアコンの排熱で、また暑くなる。そして毎年、夏の暑さが増している。まだまだこれから夏本番。今年はどうなることやら。


淦、という言葉。

淦。読めますか。私の知り合いのブログの中で、彼が小学生の頃、自分たちで小舟を造った記述があった。その舟に、二人で乗っても30分もすれば水が滲んできて、舟の中に溜まってくる。一人は舟を漕ぎ、もう一人は茶碗などの容器で水を掻き出すのである。

その時に、「淦かえ。淦かえ」と叫びながら淦をかきだす、とある。淦。なにそれ、なに、その言葉、漢字。気になって調べます。昔だったら、漢和辞典を引っ張り出して、まず、さんずいの3画を引く。そして金はっと、1、2、3、と8画。ページを捲りながら探すと出てくるんだろうけど。

今は、ヤフーの検索ページに、淦の字をコピペ。辞書で検索。一発で読みと意味が出てきました。淦は、あか、と読みます。船底にたまった水。あかみず。の意味です。なるほど。検索は便利で、助かります。

一応ネットでも文字化けせずに表示される。大したものだ。それに引き替え、私はなんと漢字に疎いことか、と恥ずかしくなる。ヘキサゴンの上地君みたいにお馬鹿かも。ところで、パソコン辞書のことえりは、あか、で、淦。ちゃんと出てくるのに、ATOKは出てきません。ATOKもお馬鹿かも。私以外にもお馬鹿がいて、ほっ。

しかし、淦のあかも、さんずいに金ではなく、さんずいに舟にすれば、もっと解りやすいのに、などと。それにしても小学生が水に浮かぶ小舟を造るなんて。もう50年ほど前だろうけど。その当時はワンパクなんて当たり前で、高い木に登ったり、洞穴を掘ったり。今の時代じゃ、あれしちゃダメ、これしちゃダメ。夏休みというのに、冒険心は携帯ゲームの中でしか発揮できないとすれば、かわいそうだな。