大阪は暑かった、その訳は何だろう。


先日、大阪の市内に出掛けた。梅雨明けしてからは、初めてとなる大阪。暑いかな、などと思いながら、電車を乗り継ぎ、大阪市営の地下鉄駅から、地上に出ると、モワッ。あっつっ。

大阪の7月の平均気温は27.3度で、那覇、名瀬、鹿児島についで暑いのだそうな。で8月は、というと、28.4度で那覇よりも0.2度高いそうな。わたくし的の体感では、東京の、渋谷や新宿辺りがもっと暑いと思っていたんだけど、大阪だったんですね。

でも、何で大阪が暑いのか。それは大阪府の財政が火の車で、火の付いた状態が大阪を熱くしているから。なんてね。ま、それは散々、新聞記事やマスコミネタになっている橋下徹大阪府知事が頑張っているから、なんとかしてくれるでしょ。大阪府民も頑張らなきゃ。話題の菓子、橋下岩おこし、売れているそうですね。

街を歩いていると、高層ビルの建築現場に、結構出くわす。クレーンも撤去されて、ほぼ完成間近。塀に囲まれ、地面を掘っている現場もある。まだまだ開発の余地があるから暑いのか。東京では、アスファルトの暑さ。ビルの照り返しのぎらつき。冷房の排熱。渋滞する自動車からの熱気。うんざりするような暑さだったけど、それでも大阪の方が気温が高いというから不思議。

中之島に出ると、北は堂島川、南は土佐堀川。この辺りは、ちょっと風が心地良い。水の都、大阪の名残がちょっぴり伺えるが。水辺って、川辺って、気持ちがいいんですよね。この四つ橋通りを挟む朝日新聞のビルも建て替えられるそうな。大阪は緑が少ないと、よく言われているけど、吹く風がいい。東京に対して、大阪は確かに暑いが、カラッとしているような。川の水のせいだろうか。