昆布タレの納豆が、食べたい。


奈良へ帰ってきて2カ月余り。納豆好きの私は、ときどき妻にお願いして買ってもらいます。しかし、大豆や、トウモロコシやら、小麦粉に、サラダオイルが値上がりしている昨今、値上がりしていると覚しき納豆を、むやみにねだるわけにもいかず。

なんて思っていたら、スーパーの陳列ケースを見ていると、そんなに値上がった気配もなく、3個入1パック98円。はたまた、よーくみると4個入1パック88円。え〜、うっそ〜、の世界です。穀物やら、豆材料やらが高騰していて、その加工品はどんどん値上がっているのに。なんで納豆の価格って、去年、いや一昨年から変わらない。こりゃ、不思議。

そういえば、大分では、国産大豆にこだわった商品、パッケージにも国産と大書した納豆が結構並んでいた。本当かな、と私は疑いの目で見る。しかし、奈良というか、関西に来てからは、スーパーのケースに並んでいる納豆パッケージを見ても、国産と大書している納豆はあんまりない。

そっか、関西の人は、そんなに原材料の産地にこだわらないんだと。確かに、豆の産地を見ても、カナダもしくはアメリカ産がほとんど。これが中国産だったら、私は絶対買わないけどね。そんなわけで、値上がりしていない納豆、我が家ではよく食卓に登場する。

しかし関西には、昆布タレの納豆がない。東京にもなかったけど。大分にはありました。製造会社が福岡なので、九州では流通しているのでしょう。辛子はないんだけど、昆布というか、佃煮的な味わいがなかなか美味。ダイエットにはならだいだろうけど、安くって、ヘルシーで、メタボ予防にはなるかもしれない納豆。でも、私は、昆布タレ納豆が、食べたい。大分で食べた、懐かしいあの味です。