祇園祭宵山で、妻がゲットした数々の品。

宵山、工芸品観賞はさておいて、バーゲンです。妻は、岡山のお友達から、京都に行くのなら手拭いを買ってきて、と頼まれたらしい。ま、500円くらいのを2〜3枚買えばいいのだから、と。お友達は、手拭いを使ってコースターをつくるらしい。

そんなわけで、妻は、数々のバーゲンに頭を突っ込むことに。店頭のハンガーに、タピストリーがぎっしりと掛かっている。柄は良さ気なんだけど、値段が3000円から4000円。高すぎないかい、と、手に取る妻に言う。おまけにメイドイン・チャイナだし。

ねえ、これって、手拭いを使って、上と下に棒を入れたら、タピストリーになるじゃんか。いい柄の、手拭いを探そうよ、と私。で、バーゲン会場でなんだかんだとつられて私も見て回る。きれいだな〜と、手に取った古布ボタン。これって高いのよー、と妻。古い柄の布地を織り込んでボタンに加工している。よーく見ると、確かに布だわ。

山鉾を巡り、屏風などを見て回り、いつの間にか妻の手荷物は、増えだした。最後は、四条通りにあったはず、という手拭い屋さんを探してみることに。烏丸から河原町へ歩く。この辺りはすごい人通り、当たり前ですね宵山だから。で、かなり歩いてありました、永樂屋。妻はあれやこれやと探している様子。私は5分で出る。ちょっと店内は冷房が効き過ぎで寒かった。妻もダメなはずなんだけど、自分が大好きなものを探す時って、暑さ寒さもなんのその。疲れも知らずに、ほんとお強いです。そして、すべて予定終了、帰ります。

その日の夜から、妻の裁縫が始まりました。次の日には、部屋に廊下に、幾つものタピストリーが下がっている。写真の上段左は、アザミの柄で1枚250円。これだけが横長に。古布ボタンも買っていました、5個入で500円。ついでにポストモダンのぽち袋も。バーゲンゲットは、上段の写真。下段は、バーゲンではないのだけれど、鯉柄が入った唐草模様。祇園祭の山鉾で唯一買った、山伏山の手拭い。右の2つは永樂屋で買ったもの。右の手拭いは、正月の鏡餅から始まり、クリスマスツリーで終わるモチーフが並ぶ。みんな、それぞれ、いい感じ。我が家の飾りも、ちょっぴり夏らしくなりました。