奈良の広い道路、細い道路。

奈良の道路事情

奈良って、かつてはどの道路も、やっとこさ車がすれ違える道路ばかりだった。特に、私がかつて小学校や、中学校に通った道路は、今では舗装もされているが、細いまんま、相変わらずあります。40年以上経っても、変わったような、変わらぬような。

ところが、いろいろと奈良の周辺を走っていて、所々に4車線の道路がある。奈良の交通事情も立派になったもんだと感心。ところが、その立派な道路が、突然、ブチッと切れている。おそらく計画しているんだろうけど、買収とかがうまく進まなくて、立ち往生しているんだろうな。まあ、奈良は面積的にも狭いので、なんとか折り合いがつけばいいと思うけど。

細い道路って、見通しが悪くって、そんなにスピードも出せず、対向車が現れると、お互いそろりと歩み寄り、その道路幅状況を考えながら、譲り合ったりする。で、すれ違うときに、こっちが先に動くと、ありがとうと手をヒョイと掲げる。これが結構いいなあと思うんだけど。

奈良市街のなら町を歩いていても、車は通る。ま、生活に欠かせないものだし。通りは狭いので、こちらは立ち止まって路肩というか、商店などの玄関口に避けて、車を見送る。すれ違いざまに、向こうからひょいとおじぎ。そ、奈良って、これが多い。中には、フンで通り過ぎる車もあるけど。おもいやりと感謝、ですね。

今朝、家の近所で、1台の車が脱輪していた。脱輪なんて光景を見るのは、何十年ぶりだろうか。その道路は、住宅街の中の、抜け道みたいになっていて、ブチッと切れた計画道路から、車が回りまわってこの道路へ流れてくる。もちろん、やっとこさ車がすれ違えて、しかも横は溝。脱輪した車は高級セダン。運転していた方は、もう60代半ばか。紅葉マークはなかった。そうだよ、みんな大きい車に乗りすぎ。一人で走るんなら、軽四で十分。すれ違いにも余裕ができるしさ。あと、奈良県奈良市も、落っこちそうな溝のある道路、なんとかしてくださいな。歩行者が落っこちて、ケガするぞ。