陸のシャンプー、ついでに。

陸のシャンプー

先日、ゴロンとしていた妻が、さーやるぞ、とばかりに立ち上がり、陸おいで、陸おいで、と呼びかける。

抜け毛が相変わらず続く陸君、その日は約1年ぶりのシャンプーです。意味が解ったのか、陸はなかなか浴室に近づこうとしない。陸は、シャワー、ホースがだいっ嫌い。散歩の途中でも水まきホースを見かけると、逃げようとする。水の中に入るのは好きなくせに。

伏せして固まる陸の前足を掴み上げて、強引に風呂場に引っ張り込む。妻と入れ替わって、戸はぴしゃり。中からザーザーとシャワーの流れる音。意外と悲鳴は聞こえません。

そんな様子を、パシャリとデジカメで。なんと、情けない顔。カラダも十分に泡立っています。次はすすぎ洗いということで、再び戸をピシャリ。なんだか騒がしい様子に、猫の殿もやってきた。この後、餌食になるとも知らずに。

ようやく終わって、びしょぬれの陸君が出てきた、というか逃げ出すように。一丁上がり。さーて、今度は殿ちゃん。ま、彼は小さいから、なんなく浴室に。殿のニャーニャーと悲鳴が聞こえる。声を聞きつけた陸が心配そうに、ガラス戸の前へ来た。もう一回入るかい。逃げた。犬臭くない。猫臭くない。二人ともすっきりしたよね。