奈良の街角で、こんなもの発見。

奈良の番外

図書館ついでの番外ですが、歩きながら、パシャパシャと、観光客のようにカメラのシャッターを切りました。で、いろいろ撮影したものからご紹介。

アーケードの東向商店街を歩いているとき、妻が、あっ、あれ。と指さした。アーケードを見上げると、レリーフじゃなくって、なんだっけ。鹿をあしらった図柄がいいですね。

1枚のポスターを見つけました。なら燈火会、ならとうかえ、と読みます。8月の夜の、闇の中を、ろうそくの灯りが流れるように。幻想的でしょうね。灯りと闇、見る人の心の中にどんな想いが巡るのでしょうか。8月の5日から14日までとなっています。

東京の佃島にもいっぱい路地があったけれど、ここは路地の向こうに石段が見える。びっしりとお店の看板や品書きがあって、その向こうにも住まいが伺える。なんとも味わいのある路地です。

この浮き彫りはお地蔵さん?仏様?何に使うもの?かつて、お寺なんかにあったのでしょうか。よく見ると骨董屋さん。お店の雰囲気も骨董的。奈良って、寺院はもちろんだけど、街中にもいろいろな発見があって面白い。



節約エコは、なんにもしないこと。

昨日の朝日新聞朝刊、いしいひさいちの4コマ漫画、ののちゃんです。この日は、しげおばあちゃんが主人公。しげさんが、世の中エコエコエコとうるさいので、シルバー会でもエコすることに、とみんなに告げる、嫌そうに。この辺が、独特の暗示ですね。

ところが、エコは、おばあさんたちのシルバー会の会則に反するらしい。第1条の、あとのことなんかしるかい、に。で、年寄りは、年寄りらしく、節約エコをするとか。この節約エコは、資源節約のために、なんにもしないことなんです。ポスターも作りません。チラシも作りません。イベントも行いません。

なるほど、そうですね。チラシも作らない、イベントも行わない、といえば、かつての青島幸夫元東京都知事の選挙運動を思い出します。イベント、つまり集会や連呼による遊説を行わず。したがって、1枚のチラシを配ることもなく。テレビの政見放送選挙公報のみでした。これぞ、究極のエコ選挙。タレントで元参議院議員という抜群の知名度があったから、なせる技でしょうけど。

今や、政府や都道府県、市町村、はたまた企業などは、エコだエコだと、チラシをばらまいている。紙のムダですね。ま、必要最低限の情報を紙にするのはわかりますが。紙を必要としない、ネットをもっと活用すればいいのに。そうかパソコンを使えない人もいますね。

エコというのは、限りある資源を大事に使う。節電、節水も重要なポイントです。しかし、ムダにしているものも多い。家庭のゴミなど、結構使われなかった食品の廃棄物が目立つといいます。私たちができるエコは、買いすぎない。長く使う。そして無駄遣いをしない、でしょうか。