奈良は、なんで出生率が低いのか。

出生率

昨日の朝日新聞に、出生率が1.34で2年連続で上昇とありました。しかし奈良は1.22で低いですね。この前まで暮らした大分は1.47でも、福岡の1.34に次ぎ九州では二番番目に低い。一昨年まで住んだ東京は1.05、子供を育てる環境ではない、ということ。何よりも数字が物語っていますね。

小さな子供が多いと思った大分でも、意外と出生率は低いのにびっくり。というか、九州の他県が多いということ。東京は、公園が多いんだけど、人も多い。公園というか、自然がどれだけ残されているかで、出生率は左右されるのかもしれない。

私が先月から住んでいる奈良、特に私の住居の近隣は、広い公園が少ない。よく赤ちゃんをベビーカーに乗せた新人ママさんが公園デビューなんていいますが、この近くには広々とした公園すらない。大分と比べると、格段の差です。

こんなんじゃ〜、そのうち、奈良で子育てしようって人がいなくなるのかも。陸との散歩で近隣をいろいろ歩きましたが、まれに小さな公園がある。でも、なんと、公園の注意書きには、動物は入れないで。だって。悲しい。小さな、ほんとに小さな公園だからでしょうね。余裕というか、心のゆとりさえ持てないのかも、狭すぎて。

大分では、ベビーカーに赤ちゃんを乗せて、さらに小さな犬を連れながら、散歩させている若いお母さんを見かけました。広い公園で、開放感があって、小さな幸せがここそこにあって、見ているだけでも気持ちが穏やかになれる。そんな環境が、近隣にもあったらいいな。でも、もう遅いか。場所がありませんから。

さらに新聞には、都道府県別のガソリン平均価格も掲載されていました。奈良は1リットル172.9円。近畿では一番安い滋賀県が170.4円。なんで滋賀は安いのかな。大分は174.6円、九州で一番高い。これもなんで。大分弁でいうなら、なしか、ですね。東京は173.4円。全国平均価格は171.9円、車での外出はできる限り控えましょうか。ガソリンが高いと、保育園に送り迎えのお母さん、大変だろうな。