タバコ、今日から自販機で買えない。

タバコカートン

今日から、大分県など九州地方では、タバコを自動販売機で買うには、タスポカードがないとダメなんですね。タスポを作っていない私にとって、もう今後は自動販売機で買うことができません。なんと不便な世の中になったものです。

喫煙者はどんどん隅に追いやられ、その紫煙がカラダに害をもたらすといいますが、車の排ガスや、工場の排煙なんかは、もっとカラダに悪いと思うけど。ま、そんなグチみたいなことはおいといて。

タスポは成人識別ICカードなんですが、識別するためだけにICカードを作るのが、なんかバカげていると思う。なんでカードに付加価値を付けなかったのか、頭を傾げます。鉄道の乗り降りに使う、スイカパスモみたいに、お金の機能も付けて、タッチするだけ、現金不要で買えるとかしないと、そんなもん誰が好んでカードを作りますかって感じ。

今や私たちが持っているカードは、図書館カード、家電量販店カード、スーパーマーケットカード、銀行カード、運転免許証、保険証、ポイントカードなどなど。何十枚もカードを持っている人は、きっと多いことでしょう。ただでさえカードが多いのに、これ以上カードを作らせないでよね。これが正直な理由です。

それらのカードを1枚にすることができるシステムを作ることができたら、ノーベル賞ものだわ、なんて思う。そして、そのカードも、指紋認証や瞳の虹彩認証とかで、本人と認証できないと直ぐさま通報して、怪しい輩は捕まえてくれないと。なんてね。究極は脳波でしょうね。固有の脳波を識別して、認証する。その内、脳波のやりとりだけでコミュニケーションが成立したりして。こりゃーSFか。

あと、タスポカードで、ふと思ったのですが、愛煙家ってだいたい買うタバコの銘柄って決まっていますよね。タスポにも銘柄指定をしておいて、そのタバコしか買えないようにしておけば、そのカードを使って、他人が買うことを、ある程度は防げるんじゃないかな。私なんかはロングピースしか買いませんから。そんな意味でも、未成年がむやみにタバコを買えないようにするタスポ、システムづくりに甘さがあるから、私は作りません。ま、何事もまずやってみるもので、段々と改良を加えてくださいな。私の希望は、1枚のカードですべてができること。免許や保険証も含めて。そして、不正利用が防げることです。