日田豆田町の御幸通り。

日田御幸通り

ポン菓子のお店を過ぎて歩くと、懐かしい金鳥のホーロー看板。塗料の剥げかけた壁や街並みにマッチしてます。

そして大通りというか、御幸通りに入ると、白壁と瓦屋根の家がいっぱい。それぞれ個性的だが、統一されている。それになんだか通りもすっきりと。そうか、電信柱がないんだ。うざったい電線もない。写真に撮ると、ほーら街並みがすっきりときれいに見えます。

この一帯は豆田町と呼ばれて、酒屋に、薬局、羊羹本舗、靴屋などなど。どの店も、いい感じで残されている。そして時折、おひなさま飾っています、の看板が。しかし小物に目がない妻は、次々と雑貨店に入ったり出たり。ま、いいっか。

この光景の中で、私にとって言えることは、ここで売られている、お酒も、醤油も、羊羹も、味噌も、おいしそうに思えるってこと。きっとこの地、日田の山間のどこかで、人の手でしっかりじっくりと作られているのだろうな。などと。

その日は天気も良く、絶好の行楽日和。訪れる人も、時間が経つにつれ段々と増えている。杵築や竹田もそうだったけど、大分県って、いい街並みが残されているところ、いっぱいあるんですね。おっと、断っておきますが、天領日田おひなまつりは、3月31日で終わってますので、あしからず。