軽四で、大分市から日田まで走る。

別府の車窓

妻から言われていました。日田の天領ひなまつりに連れて行ってくれないと、一生ぼやくからと。そんなわけで、昨日は、日田まで高速というか、九州自動車道路を走ることに。

大分に、引っ越してほぼ一年。私自身の車は、4年前にとっぱらって、だって私が住んでいた東京なんて、よほどの目的がない限り自家用自動車なんて、必要がない。

そこで、大分へ来てからは、妻が所有する軽四で、日々のことを済ませていた。去年、軽四で自動車道路を別府まで走ったときに、本当に恐かった。その時の記憶が蘇る。私たちの軽四はダイハツのムーブなんだけど、たまたまその時は、風が強くって、走りながらも、ビュービューと横風が吹いていた。

妻の軽四で初めて乗る高速道路。以前に私が乗っていた車の感覚に合わせて、自動車道路に入り、70キロ、80キロ、90キロとスピードを上げていくと、横風を受けて、車が振られるのだ。ええっ、軽ってこんなに不安定。おおっ、こわっ。なんて軽すぎる。米良インターから別府まで、たかが20キロちょい。その運転が、恐怖だった。掌には、びっしりと汗をかいていて、ハンドルさえ固定しにくかった。

さて今回は、大分市から日田まで、およそ90キロ。久しぶりの、自動車専用道路。不安がいっぱい。まずは祈る。風よ吹くな、その道路で。いよいよ、入口。ETCにも対応してないから、発券専用レーンで、チケットを取り道路に入る。おお、今日は、風もなく、順調。少しずつスピードを上げて、100キロを超えると、やっぱりふわふわする。妻が、なんやかや話しかけてくるが、耳にも入らない。路面に集中している私。こりゃ、いかん、何とか無事に日田までたどり着こう。スピードを80キロまで落とす。